しゅく‐しょく【宿食】
食べた物が消化しないで胃の中にたまること。また、その食べ物。しゅくじき。「四百四種の病は—を根本と為す」〈雑談集・四〉
じゅく‐じゅく
[副](スル)「じくじく」に同じ。「傷口が膿(う)んで—(と)している」
しゅく‐しゅう【宿習】
《「しゅくじゅう」とも》仏語。前世からの習慣や習性。
しゃこう‐けいやく【射倖契約】
賭博(とばく)や富くじなど、偶然の利益を得ることを目的とする契約。射幸性が強いものは、民法上は公序良俗違反として無効になり、刑法上も犯罪となる。
しゃく‐そう【錫僧】
法会のとき、偈(げ)を唱え、錫杖(しゃくじょう)を振る役の僧。
しゅげん‐じゃ【修験者】
修験道の行者。多くは髪をそらず、半僧半俗の姿に兜巾(ときん)をいただき、篠懸(すずかけ)・結い袈裟(げさ)を掛け、笈(おい)を負い、念珠や法螺(ほら)を持ち、脛巾(はばき)をつけ、錫杖(しゃくじ...
し‐な・す【為成す/為做す】
[動サ五(四)] 1 ある状態にする。また、こしらえる。「胸に蟠屈(わだかま)りなく淡然(さっぱり)と平日(つね)のごとく—・されては」〈露伴・五重塔〉 「けがらひも一つに—・しためれば」〈かげ...
し‐ほう・ける【為惚ける】
[動カ下一]《近世上方語》しくじる。失敗する。「江戸店(だな)さんざんに—・けて、京へのぼされける」〈浮・一代女・四〉
しぶ・く
[動カ四] 1 無理に連れて来る。引きずって来る。しょっぴく。「寝る時はもみくじで—・いて来い」〈浄・女楠〉 2 誘いをかける。誘う。「幸ひあたりに人もなし、ちと—・いて見ませう」〈浄・西王母〉
しまい‐つ・ける【仕舞ひ付ける】
[動カ下一]《近世語》 1 始末をつける。殺してしまう。「まづ這奴(しゃつ)を—・けて、路銀を奪ひ」〈読・弓張月・後〉 2 (「しまいつけた」の形で)失敗したときに言う語。しまった。しくじった。...