くりかえしはんしゃ‐かんしょう【繰り返し反射干渉】
反射率の高い二鏡面間で繰り返し光を反射させ、鮮鋭な干渉縞を得る手法。明暗差を強調することができ、精密な測距や膜厚計測などに利用される。多重反射干渉。
くり‐かえ・す【繰(り)返す】
[動サ五(四)] 1 同じことをもう一度、あるいは何度もする。反復する。「失敗を—・す」「歴史は—・す」 2 本のページなどをめくる。「戸棚から暦を出して—・して見ると」〈漱石・吾輩は猫である〉
くりかえ‐ばらい【繰替払い】
1 使途の定まった金銭を、一時他の用途に流用して支払うこと。 2 会計法などで認められた国庫金の支出方法の特例の一。支出の時期を失するおそれがある場合に、出納官吏が手元に保管されている歳入金・歳...
くり‐か・える【繰(り)替える】
[動ア下一][文]くりか・ふ[ハ下二] 1 他のものと入れ替える。「予定を次の日に—・える」 2 他に転用する。流用する。「政府が国庫金を—・えて鉄道材料を買入れて呉れた」〈魯庵・社会百面相〉
くり‐か・く【繰り懸く】
[動カ下二] 1 たぐってひっかける。「われに千筋の糸を—・けしを」〈謡・土蜘蛛〉 2 繰り返して仕掛ける。「木芙蓉の花に呪文を—・くれば」〈浄・国性爺後日〉
くり‐かた【刳り形/繰(り)形】
1 用材にくってあけた穴。衝重(ついがさね)・三宝(さんぼう)などの下にあけた穴。山形・丸形・州浜(すはま)形などがある。 2 建物・家具・器物などの装飾で、部材をくって曲面にした部分。
くり‐かた【栗形】
刀の鞘(さや)の鯉口(こいぐち)の近くにつけた、栗の実を半切りにした形状のもの。穴があって下げ緒を通す。
くり‐かのこ【栗鹿の子】
求肥(ぎゅうひ)などを小豆のこしあんで包んで丸め、周囲に栗の蜜煮をつけた和菓子。《季 秋》
くり‐カボチャ【栗カボチャ】
⇒西洋カボチャ
くりから【倶利迦羅/倶梨迦羅】
《(梵)Kulikaの音写》「倶利迦羅竜王」の略。