くろ‐つきげ【黒月毛/黒鴾毛】
馬の毛色の名。灰色を帯びた月毛。
くろ‐つぐ【桄榔/桄榔子】
ヤシ科の常緑低木。南九州の山中に自生。茎はなく、根生する葉は線形の小葉からなる羽状複葉で、長さ2〜3メートルに達する。東南アジアの原産。つぐのき。
くろ‐つぐみ【黒鶫】
ヒタキ科ツグミ属の小鳥。全長22センチくらい。腹が白いほかは雄は黒色、雌は褐色。雄は朗らかな声で複雑な節回しでさえずる。東アジアに分布。日本では夏鳥で、山地で繁殖。《季 夏》「—ききとめ蕨(わら...
くろ‐つち【黒土】
1 黒い色の土。腐敗した植物質などを含んだ、耕作に適した土。こくど。くろぼこ。 2 火災にあって焼けた土。やけつち。
くろ‐つ‐ばら【黒つ薔薇】
クロウメモドキ科の低木。枝の先はとげ状、葉は長楕円形。実は熟すと黒色。日本では本州中部以北にみられる。おおくろうめもどき。うしころし。
くろ‐つぶれ【黒潰れ】
画像の表示・表現で、暗い部分の階調が失われ真っ黒になっていること。逆光での人の顔や黒っぽい衣服、または風景の影の部分などに生じやすい。一般に、デジタルカメラはフィルムカメラに比べ露光の寛容度(ラ...
くろ‐つるばみ【黒橡】
黒に近い濃いねずみ色。喪服に用いる。「—の御小袿(こうちぎ)に、けざやかなる御色のほど有様など」〈栄花・鶴の林〉