くじら‐もり【鯨銛】
鯨を捕獲するのに用いる銛。ロープがついた平頭(へいとう)銛を捕鯨砲から発射する。かつては手に持って投げた。
くじら‐ろう【鯨蝋】
「げいろう(鯨蝋)」に同じ。
くじら‐わん【鯨湾】
⇒ホエールズ湾
くじり【抉り】
1 くじること。 2 くじって穴をあける錐(きり)に似た道具。〈和英語林集成〉 3 結び目をほどくのに用いる先のとがった道具。〈和名抄〉
くじ・る【抉る】
[動ラ五(四)] 1 棒などで、穴の中をかきまわす。「楊枝(ようじ)で歯を—・る」 2 えぐって中の物を取り出す。「眼(まなこ)を—・りて、其眼玉をえぐり出し」〈江見水蔭・女房殺し〉 3 堅い物...
九字(くじ)を切(き)・る
九字による秘法を行う。
く‐じん【苦参】
植物クララの別名。また、その根を乾燥させた生薬。苦みがあり、健胃剤などにする。
くす【樟/楠】
くすのき。
く・す
[動サ四]こちらへ送る。よこす。「こなたは、わしに文(ふみ)を—・さしゃったか」〈伎・仏の原〉
く・す【屈す】
[動サ変]《「くっす」の促音の無表記》 1 気がふさぐ。「夕暮となれば、いみじく—・し給へば」〈源・若紫〉 2 心が卑屈になる。「論なう—・したる人の名ならむ」〈落窪・一〉