くすぐり【擽り】
1 くすぐること。 2 演芸・文章などで、ことさらに観客や読者を笑わせようとすること。「—を入れる」
くすぐ・る【擽る】
[動ラ五(四)] 1 皮膚の敏感な部分を軽く刺激し、むずむずして笑いたくなるような感じを起こさせる。「わきの下を—・る」 2 人の心を軽く刺激し、そわそわさせたり、いい気持ちにさせたりする。「母...
くす‐こ【薬子】
⇒くすりこ(薬子)
クスコ【Cuzco/Cusco】
ペルー南部の都市。アンデス山中、標高約3400メートルの高地にある。インカ帝国の首都として栄え、太陽神の神殿跡など多数の遺跡が残る。1983年「クスコの市街」として世界遺産(文化遺産)に登録された。
クスコ‐だいせいどう【クスコ大聖堂】
《Catedral del Cuzco》ペルー南部の都市クスコの中心部にある大聖堂。アルマス広場に面する。インカ帝国時代の神殿跡に、16世紀半ばから17世紀半ばにかけて建造。メスチゾの画家マルコ...
くすこ‐の‐へん【薬子の変】
弘仁元年(810)平城上皇の寵(ちょう)を得ていた藤原薬子が、兄仲成らとともに上皇の重祚(ちょうそ)と平城京への遷都を企て、失敗に終わった事件。上皇は出家、薬子は自殺、仲成は殺された。
くすこのみやこ【薬子の京】
三枝和子の長編歴史小説。平成9年(1997)から平成10年(1998)にかけて「京都新聞」に連載。平成11年(1999)、上下2巻で刊行。平成12年(2000)、第10回紫式部文学賞受賞。
クスコボ【Kuskovo/Кусково】
ロシア連邦の首都モスクワの郊外にある宮殿。クレムリンの南東約10キロメートルに位置する。18世紀にシュレメチェフ伯爵の夏の離宮として建造。広大な庭園の中に、ダンスホールやビリヤード室がある大宮殿...
くす‐さん【樟蚕】
鱗翅(りんし)目ヤママユガ科の昆虫。大形のガで、翅(はね)の開張9〜12センチ。翅は黄褐色、後ろ翅に眼状紋がある。秋、灯火によく飛来する。長毛の生えた幼虫はクリ・クヌギ・クスノキなどの葉を食い、...
くす‐し【薬師】
《「くすりし」の音変化》医者。「—ふりはへて、屠蘇(とうそ)、白散(びゃくさん)、酒くはへてもてきたり」〈土佐〉