な‐のに
［連語］《断定の助動詞「だ」の連体形または形容動詞の連体形活用語尾＋接続助詞「のに」》…にもかかわらず。…だけれども。「来たばかり—もう帰るのか」「体つきはきゃしゃ—丈夫な人だ」
ところで
［接］《接続助詞「ところで」から》 １ いったん言葉を切って、話題を変えるとき用いる。ときに。それはそれとして。「—あなたはどうします」 ２ ㋐それで。ゆえに。「其のくじに一くじが出たぞ。—臣下...
ところに
［接助］ １ 逆接の意を表す。…けれども。「身に逢うたらば、悦ばう—、かへって手向ひするは何事ぞ」〈伎・なぐさみ曽我〉 ２ 順接の意や単純な接続を表す。「イソポ風呂ニ行ッテミル—、ソノ風呂屋ノ前...
ど
［接助］活用語の已然形に付く。 １ 逆接の確定条件を表す。…が、しかし。…けれども。「さばかりおぼしたれ—、限りこそありけれ」〈源・桐壺〉 ２ 上の事柄を受け、それを条件として予想されることに反...
つよ‐ゆみ【強弓】
弦(つる)の張りの強い弓。また、それをひきこなす人。ごうきゅう。「いかなる—が射けれども矢一つもなかりけり」〈太平記・三三〉
て‐ごころ【手心】
１ 状況に応じて加減すること。考慮して寛大に扱うこと。手加減。 ２ 経験して得た感触が手先などに残っていること。また、身についた技。「切れ口—は良けれども」〈浄・今国性爺〉
でん‐せつ【伝説】
［名］(スル) １ ある時、特定の場所において起きたと信じられ語り伝えられてきた話。英雄伝説・地名伝説など。言い伝え。「浦島—」 ２ 言い伝えること。言い伝えられること。また、うわさ。風聞。「右...
あい‐しらい
《「あえしらい」の音変化》 １ 応対すること。また、取り扱うこと。もてなし。「聟(むこ)入りして、しうとの—も常のごとく」〈虎明狂・折紙聟〉 ２ 程よい取り合わせ。「細やかなる—はなけれども」〈...
