天道(てんどう)人(ひと)を殺(ころ)さず
天は慈悲深くて、人を見離すことはない。
天網(てんもう)恢恢(かいかい)疎(そ)にして漏(も)らさず
《「老子」七三章から》天の張る網は、広くて一見目が粗いようであるが、悪人を網の目から漏らすことはない。悪事を行えば必ず捕らえられ、天罰をこうむるということ。
デュー‐プロセス【due process】
適正な手続き。特に、アメリカ合衆国憲法にある「法の適正な手続き」のこと。同憲法では、何人(なんびと)も法の適正な手続きによることなく生命・自由もしくは財産を奪われることはない、と規定している。適...
でんき‐さく【電気柵】
電流の流れる金属線を張り巡らせた柵。触れると衝撃がある。家畜の逃亡や害獣の侵入を阻止するために、牧場や農地などの周囲に設置される。電柵。牧場のものは電気牧柵(ぼくさく)(電牧)ともいう。 [補説...
とうしいってき【骰子一擲】
《原題、(フランス)Un Coup de dés》マラルメの詩。1897年、雑誌「コスモポリス」に掲載されたものが初出。著者の遺作で、決定稿が単行本化されたのは没後の1914年。異なる大きさや書...
年(とし)に不足(ふそく)はな・い
1 もう十分に年を取っていていつ死んでも不満はない。 2 年齢が若すぎるということはない。「結婚するには—・い」
なあに
《「なに(何)」の音変化》 [代]「なに
」に同じ。「あれ—」
[感]相手の言葉を受けて、それを軽く否定する語。大したことはないという気持ちを含める。「—、そんなに難しくはない」
長居(ながい)は恐(おそ)れ
長居をすると、ろくなことはない。長居は相手の迷惑となると戒める語。
なにか‐は【何かは】
[連語] 1 反語の意を表す。何が…か、いやそんなことはない。「折にふれば、—あはれならざらん」〈徒然・二一〉 2 反語の意を表す。どうして…か、いや…はしない。「葎(むぐら)はふ下にも年は経ぬ...
なに‐が【何が】
[連語]《代名詞「なに」+格助詞「が」》 1 反語の意を表す。どうして…か、そんなことはない。「そんなに着ていて、—寒いものか」「—惜しかろ。…是(これ)もそちにやるぞ」〈続狂言記・秀句大名〉 ...