てんち‐かいびゃく【天地開闢】
天地の開けはじめ。世界の初め。「—以来の出来事」 [補説]古代中国の思想で、天地は初め混沌(こんとん)とした一つのものであったが、分離してこの世界ができたとする。
でんとう‐けんちく【伝統建築】
建物を、古くから伝わる技法でつくること。また、そのようにして建てた建物。→伝統的建造物群 [補説]令和2年(2020)、「伝統建築工匠の技 木造建造物を受け継ぐための伝統技術」の名称で、茅葺(か...
テンソル【tensor】
ベクトル量が三方向の成分で決定されるのに対して、考え方を拡張し、ある定点の状態が各方向について三つずつの9成分によって定義されるときの、この成分の組み合わせ。固体内の応力やひずみの状態を表すのに...
てん‐たく【転宅】
[名](スル)住居を他に移すこと。ひっこし。転居。「このたび左記に—しました」
天道(てんどう)是(ぜ)か非(ひ)か
《「史記」伯夷伝から》公平とされるこの世の道理は、果たして正しいものに味方していると言えるのだろうか。疑わしいかぎりだ。
てん‐なが【点長】
[形動ナリ]達筆めかして、文字の点や画を長く引いて書くさま。「手を書きたるにも…ここかしこの—に走り書き」〈源・帚木〉
てん‐せい【展性】
物質が圧力や打撃によって、破壊されることなく薄い箔(はく)に広げられる性質。金・銀・錫(すず)・アルミニウムなど、一般に柔らかい金属がこの性質に富む。→延性
と‐いって【と言って】
[連語] 1 (「これ」「なに」「どこ」に付き、あとに打消しの語を伴って)特に…ない、という意を表す。「これ—、楽しみはない」 2 (「…からといって」などの形で、あとに打消しの語を伴って)前述...
てんらん‐ざん【天覧山】
埼玉県飯能市北西にある山。標高197メートル。もとの名は愛宕(あたご)山。ついで羅漢山とよばれたが、明治16年(1883)山麓で行われた陸軍大演習の際、明治天皇が山頂から統監したことからこの名が...
ど‐いつ【何奴】
[代] 1 不定称の人代名詞。「だれ」のぞんざいな言い方。「そんな無礼を言うのはどこの—だ」 2 不定称の指示代名詞。「どれ」のぞんざいな言い方。「—でも同じだよ」