ひと‐がまし・い【人がましい】
[形][文]ひとがま・し[シク] 1 一人前に見えるさま。人並みらしい。「斯様(こんな)ものさえ—・くそのようにお話して下さいますのが」〈木下尚江・良人の自白〉 2 相当の人物らしく見えるさま。...
ひめ‐やか【秘めやか】
[形動][文][ナリ]内におさえて人目に立たないようにするさま。「—な恋心」
ひとつ‐かま【一つ釜】
1 同じ一つの釜。 2 生活を共にする親しい間柄。「一緒に働いていた—の仲間さえ」〈椎名・深尾正治の手記〉
ひ‐どうぐ【火道具】
1 鉄砲など、火を発する道具。火器。 2 香道の七つ道具で、火箸(ひばし)・鋏(はさみ)・香箸(こうばし)・灰押さえ・香匙(こうすくい)・鶯(うぐいす)・羽箒(はぼうき)の総称。
ひょうたん‐なまず【瓢箪鯰】
《「瓢箪で鯰を押さえる」から》とらえどころのないようす。要領を得ないようす。また、そのような人。 [補説]歌舞伎舞踊別項。→瓢箪鯰
ひ‐がさ【日傘】
強い日ざしをさえぎるためにさす傘。パラソル。ひがらかさ。《季 夏》「降りしきる松葉に—かざしけり/立子」 [補説]作品名別項。→日傘
ひけ‐め【引け目】
[名・形動] 1 自分が他人より劣っていると感じること。劣等感。気おくれ。「—を感じる」 2 自分で意識している弱み・欠点。「こちらにも—がある」 3 目立たないように、自分の言動などをおさえる...
ひき‐すま・す【弾き澄ます】
[動サ四]音色(ねいろ)がさえるように弾く。みごとに弾く。「これはあくまで—・し、心にくくねたき音(ね)ぞまされる」〈源・明石〉
ひげんじゅうけんぞうぶつとうしんがい‐ざい【非現住建造物等浸害罪】
現住建造物等浸害罪が挙げる以外の物や、自己の所有物で、差し押さえ物件や賃貸に出している物、保険に付した物を水浸しにする罪。刑法第120条が禁じ、1年以上10年以下の懲役に処せられる。非現住建造物...
ひつ【蹕】
1 貴人の通行のとき、先払いをすること。みちおさえ。 2 天皇の行幸。鹵簿(ろぼ)。