やごつ‐な・し【止事無し】
[形ク]《「やごとなし」の音変化》「やんごとない」に同じ。「さすがに—・き所の衆どものすることなれば」〈宇治拾遺・二〉
や‐し【椰子】
ヤシ科の単子葉植物の総称。3300種が熱帯を中心に分布。高木あるいは蔓性(つるせい)の木本。幹はふつうまっすぐ伸び、頂に大きな葉をつける。葉は柄があり、羽状か手のひら状に切れ込んでいる。花は密集...
やさすかり【八道行成】
古代の遊戯の一。盤上に八条の線を引き、その線に従って棋子(きし)を動かして勝負を決めるものかという。後世の「十六むさし」の類か。さすかり。〈和名抄〉
やす‐だいじ【安大事/易大事】
表面はなんでもないようにみえて、その実は容易ならない一大事。「これこそ、さすが—よ」〈平家・七〉
やなぎ【柳】
1 ヤナギ科ヤナギ属の落葉樹の総称。一般に湿地に多く、低木または高木で、葉はふつう互生する。雌雄異株。主に早春、花が穂状か尾状につき、種子は白毛があって風で飛び、柳絮(りゅうじょ)という。街路樹...
やっかみ
(主に関東地方で)うらやみ。ねたみ。「—半分でうわさする」
もの‐なり【物成】
1 田畑からの収穫。 2 江戸時代の年貢。本途物成(ほんとものなり)と小物成(こものなり)とがあったが、特に本途物成をさす。 3 禄高の基礎となる年貢米の収入高。
モッド‐チップ【mod chip】
家庭用ゲーム機などに取り付け、開発元が想定していない機能を追加するためのチップ。違法コピーしたCD-Rでゲームをプレーできるようにするものなどをさす。→モッド
むかし【昔】
1 時間的にさかのぼった過去の一時期・一時点。時間の隔たりの多少は問わずに用いるが、多く、遠い過去をいう。「—の話」「—のままの姿」「とっくの—」 2 過去の10年を1期としてよぶ表し方。「十年...
目(め)の付(つ)け所(どころ)
注目すべきところ。着眼点。「ベテランはさすがに—が違う」