さほ【佐保】
奈良市北部の地名。さお。
さ‐ほう【左方】
1 左の方。⇔右方。 2 「左方の楽」「左方の舞」の略。
さ‐ほう【作法】
1 (‐ハフ) ㋐物事を行う方法。きまったやり方。きまり。しきたり。「婚儀は旧来の—にのっとる」 ㋑起居・動作の正しい法式。「礼儀—」 ㋒詩歌・小説などのきまった作り方。さくほう。「小説—」 2...
さほう‐の‐がく【左方の楽】
雅楽で、平安初期の楽制改革以降、左方の楽人が担当した楽。中国系の唐楽を主に、インド系の林邑楽(りんゆうがく)などを含む。唐楽。左楽(さがく)。左方。
さほう‐の‐まい【左方の舞】
雅楽で、左方の楽により、左方の舞人がまう舞。中国・インド系の舞で、舞人は朱色系統の装束をつけ、舞台向かって左側から出入りする。左舞(さまい・さぶ)。⇔右方の舞。
さほ‐うひつ【左輔右弼】
「さほゆうひつ(左輔右弼)」に同じ。
さほ‐がみ【佐保神】
「佐保姫(さほひめ)」に同じ。
さほ‐がわ【佐保川】
奈良市春日山東方の石切(いしきり)峠に源を発し、市内の北部を流れ、大和郡山市で初瀬(はせ)川と合し大和川となる川。古歌によくよまれた。さおがわ。[歌枕]「—の川波立たず静けくも君にたぐひて明日さ...
さ‐ほど【然程】
[副](多くは、あとに打消しの語を伴って用いる)それほど。たいして。「—(に)ひどい病気ではない」「—の出来でもない」
さほ‐ひめ【佐保姫】
1 春をつかさどる神。佐保山は奈良の都の東方にあり、方角を四季に配すれば春にあたるところからいう。春の女神。佐保神。さおひめ。《季 春》「—の眠や谷の水の音/東洋城」→竜田姫(たつたひめ) 2 ...