さんじゅうにビット‐パソコン【32ビットパソコン】
《32bit personal computer》32ビットのマイクロプロセッサーを搭載したパーソナルコンピューター。1990年代以降に主流となった。
さんじゅうねん‐せんそう【三十年戦争】
1618年から1648年にかけて、ドイツを中心に行われた宗教戦争。ボヘミア王フェルディナントの新教徒圧迫が原因で、デンマーク・スウェーデン・フランスも参戦、ウエストファリア条約によって終結した。...
さんじゅうはちど‐せん【三十八度線】
朝鮮半島中央部を横断する北緯38度線のこと。第二次大戦後、ヤルタ協定の秘密条項によりこの線の北をソ連、南を米国が占領。のちに朝鮮民主主義人民共和国と大韓民国が成立。朝鮮戦争の発火点となった。
さんじゅう‐ばんじん【三十番神】
天台宗・日蓮宗で、法華経を守護する神。本地垂迹(ほんじすいじゃく)説に基づく。1か月の30日間、1日一体ずつ祭る。
三十(さんじゅう)振袖(ふりそで)四十(しじゅう)島田(しまだ)
《30歳になっても振袖を着たり、40歳になっても島田を結ったりする意から》年配の女性が年齢不相応な若い服装や化粧をすること。特に年増(としま)の芸者などの若づくりをあざけっていうのに用いる。四十...
さんじゅう‐ぼう【三十棒】
《「三十」は数多い意》禅宗で、師が修行者を警策で激しく打って、正しい道へ教え導くこと。また、そのような厳しい教導。痛棒。
さんじゅうメートル‐ぼうえんきょう【三十メートル望遠鏡】
⇒ティー‐エム‐ティー(TMT)
さんじゅうろく‐しせん【三十六詩仙】
江戸時代、石川丈山が三十六歌仙にならって選んだ、中国の漢から宋に至るすぐれた詩人36人。その肖像を狩野探幽(かのうたんゆう)らに描かせ、詩仙堂の四壁に掲げた。
さんじゅうろくにんしゅう【三十六人集】
三十六歌仙の私家集の集成。特に西本願寺に伝えられる平安後期の古写本は、すぐれた書風と料紙や装本の美しさで美術史上重要なもの。→石山切(いしやまぎれ)
さんじゅうろく‐りん【三十六鱗】
《体側にうろこが36枚並ぶところから》コイの別名。