ざる
《文語の打消しの助動詞「ず」の連体形》動詞および一部の助動詞の未然形に付く。打消しの意を表す。文章語的表現や慣用的表現に用いられる。「準備不足と言わざるを得ない」「たゆまざる努力」
ざる【笊】
1 細長くそいだ竹や針金・プラスチックを編んで作った中くぼみの器。盆ざる・目ざる・米揚げざるなど。 2 抜け落ちるところが多くて効果があがらないもののたとえ。「内野は—のチームだ」「—法」 3 ...
ざ・る【戯る】
[動ラ下二]「ざ(戯)れる」の文語形。
ザルカ【Zarqa】
ヨルダン北部の都市。首都アンマンの北東約25キロメートルに位置する。同国第2の都市。石油精製業が盛ん。ヨルダン川西岸地区から逃れてきたパレスチナ人難民が多く居住する。
ざる‐がい【笊貝】
ザルガイ科の二枚貝。浅海の砂底にすむ。殻長7センチほど。殻表には約40本の太い放射肋(ほうしゃろく)があり、黄褐色の地に赤褐色の雲状斑がある。房総以南に分布。食用。
ザルコマイシン【sarkomycin】
抗生物質の一。乳癌(にゅうがん)・子宮癌・胃癌などに若干の効果が認められたが、現在ほとんど用いられていない。梅沢浜夫らが昭和26年(1951)発見。
ざる‐ころがし【笊転がし】
関東地方で、出棺後に死霊を追い出すために、棺を置いてあった場所から土間まで笊を転がし、ほうきで掃き出すこと。
ざる‐ご【笊碁】
《笊ですくうように漏れが多いところから》打ち方のへたな碁。ざる。
ザルジス【Zarzis】
チュニジア南東部、地中海沿岸の町。フェニキア、ローマ時代を通じて重要な港があったが、7世紀にアラブ人により破壊された。現在は海岸保養地として開発が進められている。
ざる‐そば【笊蕎麦】
笊や、すのこに盛ったそば。細かくしたのりをかけ、刻みねぎ・わさびなどを薬味に、つけ汁につけて食べる。もとは、もりそばより濃いつけ汁を用いた。ざる。