しし‐がき【鹿垣/猪垣】
竹や枝つきの木で粗く編んだ垣。獣が田畑に侵入するのを防ぐためのもの。また、戦場で敵を防ぐのにも用いた。鹿砦(ろくさい)。鹿矢来。《季 秋》「—の門鎖し居る男かな/石鼎」
しし‐がしら【獅子頭】
1 獅子舞に使用する、木製の獅子の頭部をかたどったもの。広義には猪(いのしし)・鹿(しか)をかたどったものも含む。《季 新年》 2 金魚の品種で、頭に肉こぶがあるもの。オランダシシガシラ・ランチ...
ししがしら‐の‐かぶと【獅子頭の兜】
鉢のてっぺんに獅子の作り物を取り付けた兜。
ししがたに【鹿ヶ谷】
京都市左京区の地名。大文字山の西麓にある。
ししがたに‐の‐ぎ【鹿ヶ谷の議】
治承元年(1177)藤原成親・藤原師光(西光)・僧俊寛らの後白河法皇の近臣が、平氏を滅ぼそうと京都鹿ヶ谷にある俊寛の山荘に集まって行った秘密会議。多田行綱の密告により発覚し、師光は死罪、俊寛らは...
肉(しし)が付(つ)・く
肥えふとる。「腹に—・く」
しし‐がり【猪狩(り)/鹿狩(り)/獣狩(り)】
山野に入り猪(いのしし)・鹿(しか)などの獣を狩ること。