尻(しり)が割(わ)・れる
隠し事や悪事が露見する。ばれる。「すぐに—・れてしまいそうな嘘」
すおうおとし【素襖落】
(「素袍落」と書く)狂言。伊勢参宮の餞別に素襖をもらい、一杯機嫌で戻った太郎冠者は、主に見つからないように隠すが、はしゃぎすぎて落としてしまい、見つかってからかわれる。 歌舞伎舞踊。長唄・義...
せいど‐ひろう【制度疲労】
制度が運用されているうちに社会状況が変化し、制度の目的と実情がずれてしまい、うまく機能しなくなった状況をいう。 [補説]「金属疲労」からの造語か。
すっぱいぶどう【酸っぱい葡萄】
「イソップ物語」にみえる寓話(ぐうわ)の一。キツネがおいしそうなブドウを見つけるが、高いところにありどうしても届かない。しまいには「あのブドウはきっと酸っぱくてまずいに違いない」と言って去る。
他人(たにん)の別(わか)れ棒(ぼう)の端(はし)
夫婦が離別すると全く他人となってしまい、互いに棒切れのようにしか顧みないこと。
たんす‐の‐こやし【箪笥の肥やし】
箪笥にしまいこんだままで、ほとんど着ていない衣類。
なきあま【泣尼】
狂言。説法を頼まれた僧が、泣尼と異名をとる老尼を法事に雇い泣かせようとするが、法談の最中に居眠りをしてしまい、あげくに布施の取り分で僧と争う。
どぶいけ【丼池】
大阪市中央区南船場にあった池。明治7年(1874)に埋められた。池に面していた丼池筋には第二次大戦前は家具問屋、戦後は繊維問屋が密集。旧名、芦間池(あしまいけ)。
とど
[名] 1 最も成長した段階のボラ。 2 最後。限度。「全体土間も六人—で見るといいけれど」〈滑・客者評判記〉 [副]《「とどのつまり」の略》結局。しまいに。「二三の問答があって、—僕が狩野...
とめ【止め/留め】
1 とめること。禁止すること。また、とめるもの。「けんかに—が入る」「通行—」 2 物事の終わり。しまい。結末。「この話で—にする」「手紙とは云いながら五六行の走り書で、末にかしくの—も見えぬ」...