しゅんか‐しゅうげつ【春花秋月】
春の花と秋の月。四季折々の自然の美のたとえ。「—をめでる」
しゅん‐か‐しゅう‐とう【春夏秋冬】
1年の、四つの季節。四季。 [補説]書名別項。→春夏秋冬
しゅんかしゅうとう【春夏秋冬】
正岡子規を中心とする日本派の代表的句集。4冊。明治34年(1901)子規編の春の部を発刊。夏の部以下は、明治36年(1903)までに高浜虚子・河東碧梧桐(かわひがしへきごとう)共編で刊。
しゅんかしゅうとうちょう【春夏秋冬帖】
俳人、安住敦による随筆集。昭和41年(1966)刊行。第15回日本エッセイストクラブ賞受賞。
しゅんか‐しょり【春化処理】
植物の生長期に、低温の時期を与えることによって、花芽の形成を促進する方法。秋まき小麦の種子を低温にさらすと、春にまいても収穫ができる。バーナリゼーション。ヤロビザーチヤ。→ヤロビ農法
しゅんか‐もん【春華門/春花門】
平安京内裏外郭門の一。南面の東端にあり、中央の建礼門を挟んで修明(しゅめい)門に対する。左馬(さま)の陣。
しゅん‐かん【春官】
1 中国、周代の官職。六官(りっかん)の一つで、王を補佐して祭典や礼法をつかさどった。 2 治部省(じぶしょう)の唐名。
しゅん‐かん【春寒】
立春からあとのぶり返した寒さ。はるさむ。余寒。「—料峭(りょうしょう)(=春風がまだ肌に冷たく感じられること)の候」《季 春》
しゅん‐かん【笋羹/笋干/筍干】
1 普茶料理の一。季節の野菜などを盛り込んだ煮物料理。 2 鹿児島県の郷土料理。筍(たけのこ)・塩豚(古くはイノシシ)・野菜を合わせて煮る春の祝い料理。 3 食器の一。飯茶碗より大きく、ふつう羹...
しゅん‐かん【瞬間】
《またたきをする間の意》きわめて短い時間。またたく間。また、何かをした、そのとたん。「事故は—の出来事だった」「声を聞いた—子どものころを思い出した」「決定的—」