白泡(しらあわ)噛(か)ま・す
馬の口から白い泡を吹かせる。馬を勇むようにさせること。「白瓦毛(しろかはらけ)なる馬の太く逞しきに、—・せて」〈太平記・二九〉
しらい【白井】
姓氏の一。 [補説]「白井」姓の人物白井喬二(しらいきょうじ)白井権八(しらいごんぱち)白井松次郎(しらいまつじろう)白井光太郎(しらいみつたろう)
しらいし【白石】
姓氏の一。 [補説]「白石」姓の人物白石一郎(しらいしいちろう)白石(しらいし)かずこ白石一文(しらいしかずふみ)白石勝巳(しらいしかつみ)
しらいし‐かつみ【白石勝巳】
[1918〜2000]プロ野球選手・監督。広島の生まれ。旧名、敏男。巨人の遊撃手として千葉茂・水原茂とともに鉄壁の内野陣を組み第1期黄金時代を築いた。2リーグ分立の昭和25年(1950)新球団広...
しらいし‐じま【白石島】
岡山県の南西部、笠岡諸島にある島。鎧岩(よろいいわ)など巨岩奇岩が多い景勝地。盆に行われる白石踊りを伝承。
しら‐いた【白板】
1 塗料を施していない、白木の板。 2 魚のすり身を板にのせて蒸し上げてつくるかまぼこ。焼かないので白く仕上がる。
しら‐いと【白糸】
1 色を染めつけてない糸。白い糸。 2 滝の細い落水や白髪など、白くて細いもののたとえ。「滝の—」 3 《近世語》「素麺(そうめん)」をいう女性語。
しらいと‐おどし【白糸威】
鎧(よろい)の威の一。白い糸でおどしたもの。しろいとおどし。
しらいと‐そう【白糸草】
シュロソウ科の多年草。山地の木陰に生え、高さ20〜35センチ。葉は根の際(きわ)に放射状につく。初夏、白い糸状の花を穂状につける。
しらいと‐の【白糸の】
[枕]「絶ゆ」「くる」などにかかる。「—絶ゆべき仲にあらねども」〈千穎集〉 「—くるしや何に乱れそめけん」〈新続古今・恋二〉