おうかくまく‐ヘルニア【横隔膜ヘルニア】
横隔膜に生じたすきまから、腹腔にある臓器が胸腔へ脱出した状態。呼吸困難などの症状を呈する。
うめ‐き【埋め木】
1 すきまや割れ目などに木片を埋めて繕うこと。また、その木片。 2 「埋め木細工」の略。
おし‐ゆ【押(し)湯】
鋳物を作るときに、鋳型に余分に注入する溶融した金属。鋳物が冷却・凝固するときに全体が収縮したり、内部にすきまができたりするのを防ぐために行う。
いた‐ま【板間】
1 床を板敷きにしてある部屋。板の間。 2 板葺(いたぶ)きの屋根の板と板とのすきま。「山の端に入るまで月をながめ見むねやの—もしるしありやと」〈源・手習〉
かい‐づめ【掻い詰め】
すきまを作るために、物と物との間に棒などをはさむこと。また、そのもの。「片角に木枕を—にして」〈浮・二十不孝・一〉
かいせつ‐こうし【回折格子】
光の回折を利用してスペクトルを得る装置。ガラス板に多数の細いすきまを平行に等間隔に刻んだもの。グレーティング。
おり‐め【織(り)目】
織り地の、糸と糸のすきま。「—の粗い布」
いちや‐けんぎょう【一夜検校】
1 江戸時代、千両の金を官に納めることで、検校の位を授けられた人。 2 急に金持ちになること。また、その人。にわか分限(ぶげん)。「米油、さては唐物(たうもの)薬種の買ひ置き、—になるやうな、ど...
あわ‐よ・い
[形][文]あはよ・し[ク]《「あわい(間)よし」の音変化。中世・近世語》物事がうまくいくさま。都合がよい。「—・いぞと心得、すきまなくうってかかりけり」〈幸若・烏帽子折〉
かいま‐み・ゆ【垣間見ゆ】
[動ヤ下二]《「かきまみゆ」の音変化》物のすきまから見える。「その夕暮れの折からに、—・えにし面影を」〈松の葉・二〉