ぎし‐ぎし
[副] 1 堅い物のこすれ合う音や木が強くきしむ音を表す語。「—(と)音のする階段」 2 すきまもないほど詰まっていくさま。「老若男女が—と詰め掛けていた」〈鴎外・独身〉 3 容赦なく厳しくも...
ひし‐と【緊と/犇と】
[副] 1 すきまなく密着するさま。しっかりと。ぴったりと。「—身を寄せる」「—抱きしめる」 2 深く心や身に感じるさま。「真心を—感じる」 3 強く押されて鳴るさま。「ぬばたまの夜はすがらにこ...
とまり‐ばめ【止(ま)り嵌め】
機械で、軸と穴の最大寸法と最小寸法の差によって、すきまあるいは締め代(しろ)ができる嵌め合い。締まり嵌め・すきま嵌めの中間。
ひま‐ひま【暇暇/隙隙】
1 用事のあいまあいま。手のすいた時間ごと。「—に編み物をする」 2 すきますきま。「—より見ゆる灯(ひ)の光」〈源・夕顔〉
スロット‐よく【スロット翼】
航空機の主翼前縁部に取り付けた、翼の下面から上面に通じるスロットをもつ可動小翼。主翼上面に渦ができて揚力を失ったとき、これと主翼とのすきまに空気を流し、渦を消散させる。隙間翼(すきまよく)。
つ・める【詰める】
[動マ下一][文]つ・む[マ下二] 1 容器などに物を入れていっぱいにする。ぎっしり入れてすきまがないようにする。「衣装を—・めた鞄(かばん)」「料理を重箱に—・める」 2 穴やすきまに物を入れ...
スロット【slot】
《細長い溝やすきまの意》 1 工作物などの溝穴。 2 自動販売機・公衆電話などの料金の投入口。 3 航空機の翼の前縁部または後縁部近くに設けられた翼の下面から上面に通じる狭いすきま。 4 ⇒拡張...
こぼ・れる【零れる/翻れる/溢れる】
[動ラ下一][文]こぼ・る[ラ下二] 1 液体、粉末、粒状の物などが容器などから外へ出る。すきまなどから漏れ落ちる。「コップの水が—・れる」「袋から米が—・れる」 2 音や光、匂いなどが、ある範...
すかし【透かし】
1 すきまをつくること。また、そのすきまの部分。 2 紙を明るい方に透かすと見える模様や文字。「紙幣には—が入れてある」
さい‐げき【細隙】
1 細いすきま。 2 光線や電子・原子などの粒子線の幅を制限する細いすきま。スリット。