すぎ‐のり【杉海苔】
スギノリ科の紅藻。干潮線付近の岩上につき、長さ5〜12センチ。不規則に多くの枝に分かれ、先はとがる。糊(のり)や寒天の原料にする。
すぎ‐はら【杉原】
1 杉の生えている原。 2 「杉原紙」の略。
すぎはら‐がみ【杉原紙】
播磨(はりま)国杉原谷(兵庫県多可郡多可町)原産の和紙。原料はコウゾで、奉書紙より薄く柔らかい。鎌倉時代以降、慶弔・目録・版画などに用いられ、贈答品としても重宝された。近世には各地から産出。すい...
すぎはら‐ぐも【杉原雲】
雲形の模様のある杉原紙。
すぎはら‐ちうね【杉原千畝】
[1900〜1986]外交官。岐阜の生まれ。昭和14年(1939)リトアニア領事代理となる。第二次大戦中、外務省の命令に反し、ナチス‐ドイツから逃れてきた約6000人のユダヤ系難民に日本通過のビ...
すぎ‐ばえ【杉生え】
「杉形(すぎなり)1」に同じ。
すぎ‐ばし【杉箸】
杉の材で作った箸。
すぎ‐ばやし【杉林】
1 杉の木の林。 2 「酒林1」に同じ。
すぎ‐ひらたけ【杉平茸】
ホウライタケ科のキノコ。夏から秋にかけ、スギなどの倒木や切り株に扇形の白い傘が重なり合ってつく。すぎかのか。すぎもたせ。 [補説]長く食用とされていたが、平成16年(2004)以降、摂取して急性...
すぎ‐ふ【杉生】
⇒すぎう