すくな【少な】
《形容詞「すくない」の語幹。「ずくな」とも》少ないこと。多く名詞に付いて形容動詞をつくる。「残り—」「望み—」「言葉—」
すくな・い【少ない/尠い/寡い】
[形][文]すくな・し[ク]数量・程度などが小さい。わずかしかない。「観客が—・い」「—・いチャンスをものにする」⇔多い。 [派生]すくなげ[形動]すくなさ[名]
すくなから‐ず【少なからず】
[副]数量・程度などが軽少でないさま。たくさん。かなり。「死者が—出た」「—喜んだ」
すくなから‐ぬ【少なからぬ】
[連語]数量や程度が少なくない。かなり多くの。「—御配慮を賜りまして」
すくなく‐とも【少なくとも】
[副] 1 少なく見積もっても。内輪に見ても。少なくも。「—一年はかかる」 2 せめて。ともかく。少なくも。「—一日二時間は勉強しろ」「—これだけは約束する」
すくなく◦ない【少なくない】
[連語]決して少ないわけではない。多い。「反対する人も—◦ない」
すくなく‐も【少なくも】
[副] 1 「少なくとも1」に同じ。「—一〇年は使える」 2 (あとに打消しや反語表現を伴って)いくら少なく見ても…などというものではなく、大いに。「かくしても相見るものを—年月経(ふ)れば恋し...
すくなびこな‐の‐かみ【少彦名神/少名毘古那神】
日本神話の神。古事記では神産巣日神(かむむすひのかみ)の子、日本書紀では高皇産霊尊(たかひむすひのみこと)の子。体の小さい神で、大国主神と協力して国づくりを行い、のち、常世国(とこよのくに)に帰...
すくな‐め【少なめ】
[名・形動]数量がやや少ないくらいであること。また、そのさま。「実際より—な見積もり」