だい‐はんにゃ【大般若】
「大般若経」の略。 狂言。和泉(いずみ)流。信者の家で、神楽をあげにきた神子(みこ)と祈祷(きとう)をしにきた僧が鉢合わせをし、僧の経は神楽の調子に引き込まれてしまう。 「大般若経会」の略。
ダイナミック‐スピーカー【dynamic speaker】
強い磁界内に可動コイルを入れ、音声電流を流すと可動コイルが振動し、コーン形やドーム形の振動板に伝わって音波を放射するスピーカー。ひずみが少なく音質がよいので、現在最も広く使用。
たい‐び【黛眉】
まゆずみでかいた眉(まゆ)。
大山(たいざん)鳴動(めいどう)して鼠(ねずみ)一匹(いっぴき)
事前の騒ぎばかりが大きくて、実際の結果が小さいこと。 [補説]もともとは、ラテン語のParturiunt montes, nascetur ridiculus mus.(山々が産気づいて、こっけ...
たか‐くら【高倉】
建物の床を高くし、柱で支える構造の倉。ネズミの害や湿気などを防ぐ。現在でも奄美群島や東南アジアなどにみられる。
たい‐め【対面】
「たいめん」の撥音の無表記。「なかずみの君おはしければ、—して」〈宇津保・俊蔭〉
たい‐じ【退治/対治】
[名](スル) 1 悪いものや害を及ぼすものをうち滅ぼすこと。「ネズミを—する」「鬼—」 2 仏語。煩悩(ぼんのう)や怠惰な心を断つこと。
だいこく‐ねずみ【大黒鼠】
シロネズミの別名。白色が吉兆とされ、福をもたらす大黒天の使いとされた。
そ‐こつ【粗忽/楚忽】
[名・形動] 1 軽はずみなこと。そそっかしいこと。また、そのさま。軽率。「—な男」「—な振る舞い」 2 不注意なために引き起こしたあやまち。そそう。「—をわびる」 3 唐突でぶしつけなこと。失...
そ‐せつ【鼠窃】
ねずみのように人に隠れて物を盗むこと。また、その者。こそどろ。