くま‐ねずみ【熊鼠】
ネズミ科の哺乳類。体長約20センチ。人家の天井裏にすむ。東南アジアの原産で、船による貿易とともに世界中に広まった。エジプトネズミなど多くの亜種がある。
ねずみ‐はなび【鼠花火】
小さな花火の一。火薬を詰めた細い紙の管を小さい輪にしたもの。火を付けるとネズミのように地面を走り回り、破裂する。ねずみ火。《季 夏》
くろ‐ずみ【黒炭】
木炭の一種。土窯(どがま)で焼き、そのまま消火させるので、黒色で質が軟らかい。白炭(しろずみ)に比べて火のつきがよい。くろめ。どがまずみ。
ねずみ‐とり【鼠取り/鼠捕り】
1 ネズミを捕らえること。また、その器具や薬剤。 2 《ネズミを捕食するところから》アオダイショウの別名。 3 警察が行う交通速度違反の取り締まりをいう俗語。→オービス
ねずみこう‐ぼうしほう【鼠講防止法】
《「無限連鎖講の防止に関する法律」の通称》終局的には破綻する性質を持つねずみ講(無限連鎖講)に関与する行為を禁止し、ねずみ講がもたらす社会的な害悪を防止するための法律。昭和53年(1978)制定...
ねずみ‐こう【鼠講】
加入者がねずみ算式に会員を増やすことにより、加入金額以上の金銭を得る一種の金融組織。昭和53年(1978)制定の「無限連鎖講の防止に関する法律」(通称、ねずみ講防止法)で禁止された。無限連鎖講。
ねずみ【鼠】
1 齧歯(げっし)目ネズミ科の哺乳類の総称。一般に小形で、体毛は灰色・黒褐色で尾は細長い。犬歯はなく、一対の門歯が発達し一生伸び続ける。繁殖力は旺盛だが、寿命は短い。農作物・貯蔵穀物などに甚大な...
くろ‐ねずみ【黒鼠】
1 黒い毛色の鼠。 2 黒みがかったねずみ色。 3 主家の金品をごまかしたり、主家に害を与えたりする雇い人。⇔白鼠(しろねずみ)。
かる‐め【軽目】
1 目方が軽いこと。 2 掃い墨に豆汁(ごじる)をまぜ、藍ねずみ色の染料にしたもの。軽目墨(かるめずみ)。
なまかべ‐いろ【生壁色】
茶色がかったねずみ色。また、濃い藍ねずみ色。