せき‐もの【関物】
美濃国の関に住んだ刀鍛冶(かたなかじ)が鍛えた刀剣。室町後期が最盛期。丈夫で実用的な刀として知られた。
せき‐もり【関守】
関を守る役人。関所の番人。
せきもり‐いし【関守石】
茶庭の飛び石の岐路に据えた石。蕨縄(わらびなわ)または棕櫚縄(しゅろなわ)で十文字に結わえてある。通り抜けを禁ずる意を示す。
せき‐もん【石門】
1 石材でつくった門。石の門。 2 自然の岩石で門のような形をしているもの。 3 経穴の一。へその下2寸の所。むくみ・腹病などの治療点。 4 石門心学の門流。
せき‐もん【責問】
[名](スル) 1 厳しく問いただして白状させること。詰問。「一人の所行を—し、その他を保護すべきと思うときは」〈中村訳・自由之理〉 2 江戸時代、拷問をさしていった語。
せきもん‐けん【責問権】
民事訴訟で、裁判所または相手方の訴訟行為が手続き法規に違背したことに対して異議を述べ、その違法を主張する当事者の権能。
せきもん‐しんがく【石門心学】
江戸時代に石田梅岩の始めた心学。