せり【芹】
セリ科の多年草。水辺や湿地に生え、高さ30〜60センチ。茎には稜(りょう)があり、下部は地をはう。葉は羽状複葉。夏、白い小さな5弁花をつける。特有の香りがあり、食用。春の七草の一。《季 春 花=...
せり【迫り】
劇場で、舞台の床の一部を切り抜き、俳優や大道具などを床の上にのせて上下させる装置。歌舞伎では宝暦期(1751〜1764)に始まる。
せり【競り/糶り】
1 せること。きそうこと。 2 競売。せりうり。「—にかける」
セリア【Seria】
ブルネイ西部の町。首都バンダルスリブガワンの南西約80キロメートルに位置する。1929年に油田が発見され、同国の石油産業の中心として発展。同国初のイスラム寺院セリアモスク、石油産業についての博物...
せり‐あい【競(り)合い】
1 互いに競争すること。「終盤での激しい—」 2 敵味方が接近して戦うこと。せりあいいくさ。 3 言い争うこと。口論。「嫁姑ノ—」〈和英語林集成〉
せり‐あ・う【競(り)合う】
[動ワ五(ハ四)] 1 互いに競争する。きそいあう。「ゴール寸前まで—・う」 2 争う。戦う。「大砲数発打出して双方烈しく—・うたる其音」〈染崎延房・近世紀聞〉 3 口論する。口げんかをする。「...
せり‐あが・る【迫り上(が)る】
[動ラ五(四)] 1 下方から上方へ少しずつ高くなる。「町外れに小高い丘が—・る」 2 劇場の迫(せ)りの装置で奈落(ならく)から舞台や花道に上がる。「主役が舞台中央に—・る」
せり‐あげ【迫り上げ】
劇場で、俳優や大道具を奈落(ならく)から舞台または花道へ押し上げること。また、その装置。迫り出し。⇔迫り下げ。
せり‐あ・げる【迫り上げる】
[動ガ下一][文]せりあ・ぐ[ガ下二] 1 徐々に高くする。少しずつ押し上げる。「リフトで荷物を—・げる」 2 劇場で、俳優や大道具を迫(せ)りを用いて奈落(ならく)から押し上げる。「屋台を—・げる」
せり‐あ・げる【競(り)上げる】
[動ガ下一][文]せりあ・ぐ[ガ下二]競売で、買い手が入手しようとして値段をつり上げる。「互いに譲らず値を—・げる」