あすば・す【遊ばす】
[動サ四]《「あそばす」の音変化》 1 「する」の尊敬語。なさる。「お孫さまが痘瘡(おやく)を—・したさうでございますね」〈滑・浮世風呂・三〉 2 (補助動詞)動詞の連用形に接頭語「お」の付いた...
あじつけ‐たまご【味付け卵/味付け玉子】
殻をむいたゆで卵を、漬けだれに浸して味付けしたもの。中華そばの具などに用いられる。
あだ‐ぼれ【徒惚れ】
1 浮気心からする恋。「このほど—あそばし是非に誓紙書けとて」〈浮・置土産・四〉 2 思いをかけても、かなわない恋。「石車にのって—するは男の屑の葛餅」〈浄・松風村雨〉
あづみの【安曇野】
長野県中西部にある市。犀川が縦貫し、ワサビ・ソバなどの栽培が盛ん。平成17年(2005)10月に明科(あかしな)町・豊科(とよしな)町・穂高町・三郷村・堀金村が合併して成立。人口9.6万(201...
辺(あた)りを払(はら)・う
1 他の者を近くに寄せつけない。「—・って密談する」 2 そばに寄りつけないほど堂々としている。また、威勢がある。「—・う威容」
あれ‐よ
[感]驚きうろたえたときに発する語。「そばを探れどもおはせざりければ—あれとぞあきれける」〈平家・九〉
あん‐か【案下】
1 机の下。机のそば。 2 手紙の脇付(わきづけ)の一。あて名に添えて敬意を表す語。机下(きか)。
うど【独活】
ウコギ科の多年草。山野に生え、高さ約1.5メートル。茎は太く、葉は羽状複葉で、互生する。夏、薄緑色の雄花と雌花とが球状につく。若芽は柔らかく、香りがあり、食用。栽培もされる。《季 春 花=夏》「...
うえ‐みやづかえ【上宮仕へ】
天皇のそば近くにいて日常の用を勤めること。「おしなべての—し給ふべき際(きは)にはあらざりき」〈源・桐壺〉
うえ‐の‐にょうぼう【上の女房】
天皇のそば近く仕え、身辺の世話をする女官。「御前に候ふ人々、—、こなた許されたるなど参りて」〈枕・二三〉