そら‐ばし【空箸】
嫌い箸の一。一度箸をつけておきながら、取らずに箸を引いてしまうこと。
そら‐ばら【空腹】
1 腹痛らしくみせかけること。「あら腹痛(いた)や、痛や痛やと—病めど」〈浄・丹波与作〉 2 切腹のふりをすること。「—切って城を落ちしは忠信が謀(はかりごと)」〈浮・万金丹・四〉 3 腹を立て...
そら‐ひじり【空聖】
名ばかりのひじり。にせひじり。えせ聖人(しょうにん)。「仁俊は女心あるものの—たつる、など申しけるを」〈著聞集・五〉
そら‐びき【空引き】
「空引き機(ばた)」の略。
そらびき‐ばた【空引き機】
古来、日本で紋織りに用いられた織機。文様を表すのに必要な通し糸を取り付けるために、高機(たかばた)の上部に鳥居状の枠を付けたもの。ジャカード機の導入により衰退。
ソラフェニブ【sorafenib】
腎細胞癌や肝細胞癌の治療に用いられる分子標的治療薬の一つ。癌細胞の増殖に関与する酵素の働きを阻害する働きと、癌細胞に酸素や栄養を供給する血管の新生を阻害する働きをもつ。商品名、ネクサバール。
空(そら)吹(ふ)く風(かぜ)
吹き過ぎていく風を気にとめないように、周囲のことに無関心であること。どこ吹く風。「—と聞き流す」
ソラプール【Solapur】
インド西部、マハラシュトラ州の都市。デカン高原を流れるビーマ川の支流シナ川沿いに位置する。綿花などの農産物の集散地。織物工業が盛ん。ソーラープル。ショラープル。
そら‐へんじ【空返事】
[名](スル)気のない、口先だけの返事をすること。なまへんじ。からへんじ。「其時限りおいおいと—して」〈一葉・にごりえ〉
そら‐べん【空弁】
《「空港弁当」の略。「駅弁」のもじり》国内線空港で売っている弁当。駅弁と同様、空港ごとに特色がある。