すら‐すら
[副]物事が滞りなくなめらかに進行するさま。「そらで—(と)言う」「話が—(と)まとまる」
すずし・い【涼しい】
[形][文]すず・し[シク] 1 温度や湿度が程よくて気持ちがいい。さわやかだ。「—・い木陰」《季 夏》「此あたり目に見ゆる物はみな—・し/芭蕉」 2 少し冷たくてひやりとする。「めっきり—・く...
すめ‐かみ【皇神】
《「すめがみ」とも》 1 神を敬っていう語。すべかみ。「山科の石田(いはた)の社(もり)の—に幣(ぬさ)取り向けて」〈万・三二三六〉 2 皇室の祖先である神。皇祖の神。すべかみ。「そらみつ大和(...
スリッピング【slipping】
ボクシングで、顔や上体をわずかに横にそらして相手の攻撃をかわすこと。
すが・れる【尽れる/末枯れる】
[動ラ下一][文]すが・る[ラ下二] 1 草木が盛りの季節を過ぎて枯れはじめる。「梅が散って、桃が—・れて」〈風葉・恋ざめ〉 2 人の盛りが過ぎて衰えはじめる。「自然(じねん)と—・れて来る気の...
せけん‐なれ【世間慣れ】
[名](スル)世間づきあいに経験を積んでいること。「若いわりに—していて人をそらさない」
せっ‐ぺん【雪片】
雪のひとひら。雪の結晶体が互いにいくつか付着して、ある大きさになったもの。《季 冬》「—のつれ立ちてくる深空(みそら)かな/素十」 [補説]書名別項。→雪片
せき‐の‐と【関の戸/関の門】
関所の門。関門。せきど。また転じて、関所。「—も明け方近くなりにけり今なくとりはそらねならじな」〈続古今・雑中〉
せいだん【政談】
江戸中期の政治論。4巻。荻生徂徠(おぎゅうそらい)著。享保年間(1716〜1736)成立。幕政の危機について幕府要人の諮問に答える形式で、政治・経済・社会の問題点と対策を説いたもの。
せきじ‐の‐とり【関路の鳥】
《中国春秋時代の孟嘗君がにせの鶏の鳴き声によって函谷関を脱出したという「史記」孟嘗君伝の故事をふまえて清少納言が詠んだ歌「夜をこめてとりのそらねにはかるとも世にあふ坂の関は許さじ」から》鶏の異称...