たか・む【高む】
[動マ下二]「たかめる」の文語形。
たかむこ‐の‐くろまろ【高向玄理】
[?〜654]飛鳥(あすか)時代の朝臣。渡来人の子孫。遣隋使小野妹子(おののいもこ)に随行。帰国後、僧旻(そうみん)とともに国博士(くにはかせ)に任ぜられ、大化の改新政府の重臣となった。のち、遣...
たか‐むしろ【竹莚/竹席/簟】
細く割った竹や籐(とう)で編んだむしろ。夏の敷物。《季 夏》「浴(ゆあみ)して且(かつ)うれしさよ—/召波」
たかむな【筍/笋】
⇒たかんな
たかんな【筍/笋】
《古くは「たかむな」とも表記》タケノコの古名。たこうな。「雪中の—、師走のやまももも」〈著聞集・一八〉
たか‐むなさか【高胸坂】
上を向いて寝ている胸を坂にたとえていう語。「天若日子が朝床にい寝し—にあたりて死にき」〈記・上〉
たか‐むら【竹叢/篁】
竹が群がって生えている所。たけやぶ。
たかむら【高村】
姓氏の一。 [補説]「高村」姓の人物高村薫(たかむらかおる)高村光雲(たかむらこううん)高村光太郎(たかむらこうたろう)高村智恵子(たかむらちえこ)
たかむら‐かおる【高村薫】
[1953〜 ]小説家。大阪の生まれ。本名、林みどり。リアリティーに満ちた社会派ミステリーで人気を集める。描写力の確かさに定評があり、映像化された作品も数多い。「マークスの山」で直木賞受賞。他に...
たかむら‐こううん【高村光雲】
[1852〜1934]彫刻家。江戸の生まれ。旧姓、中島。幼名、光蔵。仏師高村東雲の門人で、その姉の養子となり、高村姓を継いだ。光太郎の父。伝統的木彫の近代化に尽力。作「老猿」など。