そら‐だき【空薫き/空炷き】
1 前もってたくか別室でたくかして、どこからともなくにおってくるように香をたきくゆらすこと。「簾内より—の香、馥(かうば)しく匂ひ出でぬ」〈今昔・二四・六〉 2 どこからともなくにおってくるよい...
じゃら‐じゃら
[副](スル) 1 金属などの硬くて小さい物がたくさん触れ合ってたてる音を表す語。「ポケットの小銭を—させる」 2 なまめかしく、いやらしい感じがするさま。だらしなく戯(じゃ)れかかるさま。でれ...
たく‐し【托子】
茶托(ちゃたく)。たくす。
たく【謫】
[音]タク(漢) 罪によって遠方に流される。「謫所・謫仙/流謫(るたく)」
たく【鐸】
[音]タク(漢) 1 大きな鈴。「銅鐸・木鐸(ぼくたく)」 2 風鈴(ふうりん)。「風鐸」
あと‐び【後火/跡火】
1 嫁に行く娘を生家から送り出したあと、門前でたく火。 2 葬式を出したあとに門前でたく火。送り火。「—の火箸といふこと、などてか、世になきことならねど」〈枕・一四一〉
だい‐く【大工】
1 主として木造の家屋などを建てたり、修理したりする職人。また、その仕事。「船—」「日曜—」 2 律令制で、木工寮(もくりょう)・修理職(しゅりしき)・大宰府などに属し、諸種の造営に従った職。お...
たいこ‐うち【太鼓打】
半翅(はんし)目タイコウチ科の昆虫。池沼にすむ。体長約3.5センチで、体は土色、紡錘形で平たく、腹端に長い呼吸管をもつ。前脚は鎌(かま)状で、小魚・昆虫などを捕食する。水中からつまみ出すと、前脚...
ジャンボ‐タクシー
《(和)jumbo+taxi》九人乗りのタクシー。大都市圏で、郊外駅と団地間を結ぶ深夜バスのタクシー版として運行。地方では、過疎地域でのバスの代替輸送機関として運行されている。
しば・く
[動カ五(四)]棒などでたたく。ひっぱたく。「木枝で—・きながら往く」〈独歩訳・糸くず〉