たち‐まわ・る【立(ち)回る】
[動ラ五(四)] 1 あちこち歩き回る。「知人の間を—・って資金を集める」 2 振る舞う。行動する。特に、人々の間に立って自分が有利になるように動く。「派閥間でうまく—・る」 3 外出して、ある...
たち‐み【立(ち)見】
1 立ったままで見物すること。 2 劇場で、一幕ごとの料金を払い、立ったままで見ること。また、その場所。幕見。一幕見。「—席」
たち‐み【立(ち)身】
1 立って身構えること。立ち上がろうと身構えること。 2 立っているからだ。立ち姿。
たちみ‐せき【立ち見席】
「立ち席1」に同じ。
たち‐みみ【立(ち)耳】
耳介が側頭に沿わず、横に張り出している耳。
たち・みる【立ち見る】
[動マ上一]立って見る。「家のあたり我(わ)が—・みれば」〈万・五〇九〉
たち‐むか・う【立(ち)向(か)う】
[動ワ五(ハ四)] 1 向かって立つ。向き合う。「壁に—・う」 2 正面から向かっていく。対抗する。「権力に—・う」 3 困難な物事に対して、まっこうから取り組んで、事の処理に当たる。「難局に—・う」
たち‐めい【太刀銘】
刀剣の銘で、左腰に刃を下にして佩(は)いたとき、茎(なかご)の差表(さしおもて)側になる方に彫ったもの。→刀銘(かたなめい)
たち‐めぐ・る【立ち巡る/立ち回る】
[動ラ四]歩きまわる。「—・りつつ見給へば」〈源・宿木〉
たち‐もち【太刀持(ち)】
1 武家で、主人の太刀を持ってそばに侍する小姓。 2 相撲で、横綱の土俵入りの際、太刀を持って後ろに従う力士。太刀取り。