はだれ
[名・形動ナリ]雪がはらはらと降るさま。雪が薄く積もるさま。また、その雪。はだら。「沫雪(あはゆき)か—に降ると見るまでに流らへ散るは何の花そも」〈万・一四二〇〉
はっぽう‐やぶれ【八方破れ】
備えがなく、いたるところすきだらけであること。
はっ‐く【八供】
金剛界曼荼羅(まんだら)の中央部の羯磨会(かつまえ)で、大日如来が四仏に供養するため現出した嬉・鬘・歌・舞の四菩薩(ぼさつ)(内の四供)と、その外側に配されて四仏が大日如来を供養する香・華・灯・...
はど‐みさき【波戸岬】
《「はどのみさき」とも》佐賀県西北部、東松浦半島最北端にある岬。唐津市に属する。馬渡(まだら)島・加唐(かから)島などの離島や壱岐(いき)が望まれ、天気のよい日には対馬も望遠できる。背後の南東方...
はだら
[名・形動] 1 (「斑」とも書く)雪などが不規則に濃淡になっているさま。まだら。「川岸の—に消えかかった道を行った」〈犀星・幼年時代〉 2 「はだれ」に同じ。「夜を寒み朝戸を開き出で見れば庭も...
鼻毛(はなげ)が長(なが)・い
女の色香に迷い、だらしなくなっている。「—・い酔客」
ハドラマウト【Hadhramaut】
アラビア半島南端、現在のイエメン共和国東部の地域。高原が広がり、ハドラマウト川などのワジが刻んだ渓谷が多い。オアシスを中心とする農業地帯ではナツメヤシ、穀類、綿花の生産が盛ん。主な町はサユーン、...
ば‐だらい【馬盥】
1 馬を洗うのに使う大形のたらい。うまだらい。 2 生け花をさすのに使う、1の形をした水盤。
ばしゃ・れる【婆娑れる】
[動ラ下一]《「ばしゃら」の動詞化》派手でしまりがなくなる。だらしなくなる。「—・れたなりで会はれもせず」〈浄・氷の朔日〉
鼻先(はなさき)であしら・う
冷淡に扱う。すげない態度をとる。「くだらない考えだと—・われる」