しか◦じ【如かじ／若かじ／及かじ】
［連語］《動詞「如(し)く」の未然形＋打消し推量の助動詞「じ」》 １ …に及ばないであろう。…に越したことはないだろう。「ただ色このまざらんには—」〈徒然・二四〇〉 ２ （副詞的に用いて） ㋐む...
死(し)せる孔明(こうめい)生(い)ける仲達(ちゅうたつ)を走(はし)らす
《「蜀志」諸葛亮伝・注から》中国の三国時代、蜀(しょく)の諸葛孔明(しょかつこうめい)が魏の司馬仲達と五丈原で対陣中に病死したため、軍をまとめて帰ろうとした蜀軍を仲達はただちに追撃したが、蜀軍は...
し‐よう【仕様】
《「し」は動詞「す」の連用形》 １ 物事をする方法。しかた。やりかた。「まだほかに—があるだろう」 ２ 機械類や建築物などの構造や内容。「—の一部を変更する」
しばら‐く【暫く／姑く／須臾】
［副］(スル)《「しまらく」の音変化》 １ すぐではないが、あまり時間がかからないさま。少しの間。しばし。「—お待ちください」「—して主人が現れた」 ２ 時間的にある程度長く続くさま。当分。「好...
しば‐はま【芝浜】
東京都港区の地名、芝浦のこと。 
落語。なまけ者の魚屋が、芝浜で大金入りの革財布を拾うが、女房はそれをこっそり役所に届け、酔って夢でも見たのだろうと言う。魚屋は改心して働き者となり、後年真相を...
じっちゅう‐はっく【十中八九】
十のうちの八か九まで。副詞的にも用いる。ほとんど。おおかた。「—は大丈夫だろう」「—間違いない」
かん‐が【閑雅】
［名・形動］ １ しとやかで優雅なこと。また、そのさま。「何故ああ—な動揺のない顔つきをしていられるのだろう」〈野上・真知子〉 ２ 景色などがもの静かで趣深いさま。「—な庭園」
か‐は
［連語］《係助詞「か」＋係助詞「は」》 １ 感動のこもった疑問の意を表す。…か。…のか。…かなあ。「おぼつかな野にも山にも白露の何ごとを—思ひおくらむ」〈新古今・秋下〉 ２ 反語の意を表す。…だ...
そち‐こち【其方此方】
［代］指示代名詞。あちらこちら。あちこち。方々。「—を尋ねてみる」 
［副］ １ あれこれ。「—する中、昼も過ぎた」 ２ だいたい。かれこれ。「彼も、もう—四〇だろう」
何時(いつ)の間(ま)に
（下を疑問の形にして）いつ。いつかわからないうちに。「—仕上げたのだろう」
