ちのむれ【地の群れ】
井上光晴の長編小説。長崎県を舞台に、被爆者差別、被差別部落問題、在日朝鮮人問題などに触れた作品。昭和38年(1963)刊行。昭和45年(1970)、監督熊井啓と井上自身の共同脚本により映画化。
ち‐の‐め【乳の目】
乳頭にある、乳の出る小さい穴。
ち‐の‐めぐり【血の巡り】
1 血が血管の中を回ること。血の循環。血行。「—をよくする薬」 2 物事を理解する力。頭の働き。「—が悪くて理解が遅い」
ち‐の‐メーデー【血のメーデー】
⇒メーデー事件
ち‐のり【千入り/千箭】
《「ちのい(千篦入)り」の音変化》千本の矢が入っていること。数多くの矢が差し入れてあること。「—の靫(ゆぎ)」
ち‐のり【血糊】
1 のりのように粘りけのある血。「—がべったりとつく」 2 演劇などの小道具の一。出血したように見せるための赤い顔料。→血紅(のりべに)
ち‐の‐り【地の利】
土地の位置や形状が、物事をするのに都合よくできていること。「—を得る」
地(ち)の利(り)は人(ひと)の和(わ)に如(し)かず
《「孟子」公孫丑下から》いかに土地の形勢が有利であっても、一致団結している人々の力には及ばない。
ち‐の‐わ【茅の輪】
夏越(なご)しの祓(はらえ)に用いる。チガヤまたはわらで作った大きな輪。くぐると疫病をまぬがれるとされる。あさじのなわ。すがぬき。《季 夏》「子を連れて—を潜る夫婦かな/大江丸」
チノーズ【chinos】
⇒チノパンツ