てっ‐ちり
《「てつ」は鉄砲の略で、フグのこと。「ちり」は「ちりちり」からか》フグのちりなべ。ふぐちり。《季 冬》「—と読ませて灯りゐるところ/青畝」
てっ‐ちん【鉄砧】
「鉄敷(かなし)き」に同じ。
てっちん‐ホイール【鉄ちんホイール】
《ふつう「鉄チンホイール」と書く》「スチールホイール」の俗称。
てっ‐つい【鉄鎚/鉄槌】
1 大形のかなづち。ハンマー。 2 厳しい命令・制裁のたとえ。「大—の一言に一座は忽ち声を潜(ひそ)めた」〈魯庵・社会百面相〉
鉄鎚(てっつい)を下(くだ)・す
厳しい制裁を加える。「汚職議員に—・す」
てっ‐てい【鉄蹄】
1 「蹄鉄(ていてつ)」に同じ。 2 駿馬(しゅんめ)のひづめ。また、駿馬。
てっ‐てい【徹底】
[名](スル)《底までつらぬき通ることの意》 1 中途半端でなく一貫していること。「—した利己主義者」 2 すみずみまで行き届くこと。「会の趣旨を—させる」「命令が—しない」
てってい‐てき【徹底的】
[形動]徹底するさま。どこまでも一貫して行うさま。「—な責任追及」「—に調査する」
てっ‐とう【跌宕/跌蕩】
[名・形動]細かいことにこだわらないこと。のびのびとして大きいこと。また、そのさま。「—を極める」「—なる情況なんどを写しいだすに適わぬ由あり」〈逍遥・小説神髄〉
てっ‐とう【鉄刀】
鉄製の刀。