み‐な・る【水馴る】
[動ラ下二]水に浸りなれる。多く「見馴る」にかけて用いる。「朝なぎに棹(さを)さす淀の川をさも心解けては春ぞ—・るる」〈曽丹集〉
みみ‐こすり【耳擦り】
[名](スル) 1 人の耳もとで小声でささやくこと。耳打ち。「下女は暗い中で私に—するように」〈漱石・硝子戸の中〉 2 あてつけを言うこと。あてこすり。「いろいろの—、はしたないこと聞きてはゐぬ...
みの‐ばり【蓑貼り】
襖(ふすま)などの下張りの一。紙の上部と中部だけのりづけをし、下部はのりづけしないで蓑のように重ねてはっていくもの。
みなしほうじん‐かぜい【見做し法人課税/看做し法人課税】
不動産所得または事業所得を生じる事業を営む青色申告者に対し、その選択によって法人税の課税方式に類似した課税方式を認める制度。事業主報酬の額については給与所得控除を認め、これを差し引いた残額をみな...
みすじ‐ちょう【三条蝶】
タテハチョウ科のチョウ。翅(はね)の開張約6.5センチ。翅は黒色の地に3本の白斑列がある。5、6月ごろ山地にみられ、樹上を高く飛ぶことが多い。幼虫はカエデ類の葉を食べる。
ミックス‐せき【ミックス席】
主にサッカーの試合会場で、ホーム・ビジターどちらのチームの応援も可能な席や区域のこと。 [補説]一般にはビジターの応援区域は限定されることが多いため、会場によっては設けられていないところもある。
みず‐しょう【水性】
1 水の性質。すいせい。 2 五行(ごぎょう)を人の生年月日などに当てはめ、その水の性を受けて生まれているとすること。また、その人。 3 女性の浮気な性質。「流石(さすが)は川竹の—なる」〈逍遥...
みとく‐さん【三徳山】
鳥取県中央部、東伯(とうはく)郡三朝(みささ)町にある山。標高900メートル。古くから霊山として信仰され、山全体が名勝・史跡になっている。北麓には約1300年前に役(えん)の行者(ぎょうじゃ)の...
み‐と・る【見取る】
[動ラ五(四)] 1 見て取る。見てはっきりとさとる。「彼我の実力の差を瞬時に—・る」 2 (「看取る」とも書く)病人の世話をする。看病する。また、その人の臨終に付き添う。「重病の父を—・る」「...
み‐どころ【見所/見処】
1 見るべきところ。見る価値のあるところ。また、見落としてはならない点。「この映画の—」 2 今後を期待できる優れた点。将来性。「彼は—のある若者だ」 3 見て判断のよりどころとする点。めじるし...