手(て)をつか・える
⇒支(つか)える4
手(て)を束(つか)ね膝(ひざ)を屈(かが)・む
抵抗しないで屈服する。また、機嫌をとる。「東八箇国の大名、高家—・めずといふ者なし」〈太平記・一一〉
手(て)を束(つか)・ねる
腕組みをする。また、傍観する。手をこまぬく。「—・ねて火事を見守る」
手(て)を突(つ)・く
敬礼・謝罪・懇願などの気持ちを表すために、両手を地につける。「—・いて謝る」
手(て)を尽(つ)く・す
物事の実現や解決のために、あらゆる手段を試みる。「資金繰りに八方—・す」
手(て)をつく・る
手を合わせて拝む。「首(かうべ)を傾(かたぶ)け—・りてこれを信じ貴びけり」〈今昔・三一・二六〉
手(て)を付(つ)・ける
1 着手する。仕事などを始める。「行政改革に—・ける」 2 使い始める。また特に、使い込む。「定期預金に—・ける」「公金に—・ける」 3 料理などを消費する。「刺身に—・ける」 4 目下の女性な...
てをつなぐこら【手をつなぐ子等】
田村一二(いちじ)の小説。特異児童の教育に取り組む教師の姿を描く。昭和18年(1943)発表。昭和23年(1948)、伊丹万作脚本、稲垣浩監督により映画化。昭和39年(1964)には羽仁進監督に...