て
1 五十音図タ行の第4音。歯茎の無声破裂子音[t]と母音[e]とからなる音節。[te] 2 平仮名「て」は「天」の草体から。片仮名「テ」は「天」の初3画から。
て【手】
[名] 1 ㋐人体の左右の肩から出ている長い部分。肩から指先までをいう。俗に動物の前肢をいうこともある。「—を高く上げる」「袖に—を通す」「—の長い猿」 ㋑手首、手首から指先までや、手のひら・...
て【手】
高村光太郎による彫刻作品。大正7年(1918)制作のブロンズ塑像(そぞう)。東京国立近代美術館所蔵。
て
[助動]《完了の助動詞「つ」の未然形・連用形》⇒つ[助動]
て
《助詞「って」が「ん」で終わる語に付く場合に用いられる》 [格助]「って」に同じ。「今、なん—言った」「人間—ものは偉大な物だ」 [係助]「って」に同じ。「山田さん—いい人ね」「それはい...
て
[格助]《上代東国方言》引用の格助詞「と」に同じ。「父母が頭(かしら)掻(か)き撫で幸(さ)くあれ—言ひし言葉(けとば)ぜ忘れかねつる」〈万・四三四六〉
て
[接助]活用語の連用形に付く。ガ・ナ・バ・マ行の五段活用動詞の音便形に付く場合は「で」となる。形容詞、形容詞型助動詞に付く場合は「って」の形をとることもある。 1 ある動作・作用から、次の動作...
て【風】
[語素]動詞の連用形や形容詞の語幹などに付いて、そのような風(かぜ)である意を表す。「追い—」「疾(はや)—」
て‐あい【手合(い)】
1 連中。やつら。やや軽蔑していう。「ああいう—とは付き合いたくない」 2 たぐい。種類。「この—の品は売れない」 3 勝負をすること。特に、囲碁・将棋で、対局すること。てあわせ。→大手合い 4...
てあい‐わり【手合(い)割(り)】
囲碁・将棋で、対局する際、両者の技量差を埋めるための条件。囲碁では置き碁、将棋では駒落ちなど。将棋では駒割りともいう。