おとぎ‐ぼうず【御伽坊主】
1 通夜のとき、死者の枕元で経を読む僧。 2 「御伽衆(おとぎしゅう)」に同じ。
ぞく【続〔續〕】
[音]ゾク(呉) ショク(漢) [訓]つづく つづける [学習漢字]4年 〈ゾク〉とぎれないで引きつづく。つづける。「続行・続出・続続・続編/永続・勤続・継続・後続・持続・接続・相続・存続・断...
其(そ)れかあらぬか
1 そのためかどうか。「—此頃…帰宅(かえり)が遅くなって」〈魯庵・社会百面相〉 2 そうであるか、そうでないか。「去年(こぞ)の夏鳴きふるしてしほととぎす—声のかはらぬ」〈古今・夏〉
ワンス‐アポン‐ア‐タイム【once upon a time】
《おとぎ話の冒頭に使う言葉》むかしむかし。
ふゆ‐ぼたん【冬牡丹】
1 「寒牡丹(かんぼたん)」に同じ。《季 冬》「—千鳥よ雪のほととぎす/芭蕉」 2 火のさかんにおこっているのを牡丹の花にたとえて、火鉢をいう語。
フラメンコ【(スペイン)flamenco】
スペイン南部、アンダルシア地方のジプシー(ロマ)起源の音楽および舞踊。ふつう歌い手とギター奏者一人ずつからなり、踊りは手を打ち足を踏み鳴らす激しい動きが特徴。
ふと‐おり【太織(り)/絁】
玉糸や熨斗糸(のしいと)で織った平織りの絹織物。太絹(ふとぎぬ)。ふとり。
ふふ・む【含む】
[動マ四] 1 花や葉が芽やつぼみのままである。「卯の花の咲く月立ちぬほととぎす来鳴きとよめよ—・みたりとも」〈万・四〇六六〉 2 ㋐口の中に入れて持つ。ふくむ。「(玉ヲ)口に—・みて」〈記・上...
ぶつ‐つ・く
[動カ四]ぶつぶつ不平を言う。「茶屋へ来て産所の夜伽(よとぎ)することは、つひにない図、と—・けば」〈浄・天の網島〉
ふる‐ごえ【古声】
昔のままの声。鳴き古した声。「五月待つ山郭公(やまほととぎす)うちはぶき今も鳴かなむこぞの—」〈古今・夏〉