とり‐つ・く【取(り)付く】
[動カ五(四)] 1 しっかりとつかまる。すがりつく。とりすがる。「救命ブイに—・く」 2 しっかりと組みつく。組みかかる。「岩場に—・く」「一人に五、六人が—・く」 3 新しく物事を始める。...
はん‐ぷく【反覆】
[名](スル)《「はんぶく」とも》 1 心変わりして約束などを破ること。裏切ること。「一旦責任問題が持ち上がって、自分の—を詰(なじ)られた時ですら」〈漱石・坑夫〉 2 「反復1」に同じ。「念仏...
とも‐の‐みやつこ【伴造/伴部】
1 (伴造)大化前代、職能をもって朝廷に仕えた伴(とも)を統率・管理した者。のちに部(べ)の制度が成立すると部の管理者と考えられるようになる。 2 (伴部)⇒伴部(ともべ)
とも‐どり【艫取り】
《「ともとり」とも》舵(かじ)の近くで艫(ろ)をこぐ人。
ともなが【朝永】
姓氏の一。 [補説]「朝永」姓の人物朝永三十郎(ともながさんじゅうろう)朝永振一郎(ともながしんいちろう)
ひが【僻】
1 正常でないこと。妥当でないこと。まともでないこと。多く、名詞の上に付いて、複合語の形で用いられる。「—心」「—事」「—目」「阿波の客が—起こして」〈浄・阿波の鳴門〉 2 (「非我」とも書く)...
ピェンロー‐なべ【ピェンロー鍋】
白菜を豚肉や鶏肉とともに、干ししいたけの戻し汁で煮込んだ鍋料理。食べるときに各自が塩とトウガラシで調味する。 [補説]中国の家庭料理が日本に伝わったものといわれ、「扁炉鍋」とも書く。
ともしび‐の【灯火の】
[枕]ともしびが明るいの意で、地名「明石」にかかる。「—明石の沖のとも舟の」〈夫木・二三〉
ひきあわせ‐がみ【引(き)合(わ)せ紙】
昔、陸奥(むつ)で産した薄墨色の紙。また、後世では、普通の檀紙(だんし)をいう。武士が鎧(よろい)の引き合わせに入れておいたところからとも、男女を引き合わせる恋文の紙に用いたところからの名ともい...
ひ‐おうぎ【檜扇】
1 ヒノキの細長い薄板を重ね、上端を糸で下端を要(かなめ)で留めた扇。近世の板の数は、公卿は25枚、殿上人は23枚、女子は39枚。男子のものは白木のままとするが、女子のものは、大翳(おおかざし)...