アレン‐の‐きそく【アレンの規則】
寒冷地に生息する恒温動物は、温暖な地方に生息する同種のものに比べて耳・首・肢・尾などが短いという法則。体表面積を少なくして体熱の発散を防いでいるとされる。英国の動物学者アレン(J.A.Allen...
あわ・い【淡い】
[形][文]あは・し[ク] 1 色や味などが際立たず、薄い。「—・い水色」「—・い味付け」⇔濃い。 2 形や光などがぼんやりしている。かすかである。「—・く雲がかかる」「—・い冬の日差し」 3 ...
合(あ)わせる顔(かお)が無(な)・い
面目なくて、その人に会いに行けない。その人の前に出られない。
あわただし・い【慌ただしい】
[形][文]あわただ・し[シク]《近世初期までは「あわたたし」》 1 物事をしようとしてしきりにせきたてられるさま。落ち着かなくせわしいさま。「—・い年の瀬」 2 状況の移り変わりが急で、一定し...
あわつけ・し【淡つけし】
[形ク]《形容動詞「淡つか」と同語源か》心・動作・そぶりが軽々しい。落ち着きがない。思慮が足りない。「ゆくりなく—・き振る舞ひは」〈夜の寝覚・一〉
あわて‐もの【慌て者】
落ち着きがなくそそっかしい行いをしでかす人。気の早い人。粗忽者(そこつもの)。
慌(あわ)てる乞食(こじき)は貰(もら)いが少(すく)ない
先を争って貰おうとすると、かえって貰いが少なくなるものである。急ぎすぎると、悪い結果を招くという戒め。
あわてん‐ぼう【慌てん坊】
落ち着きがなく、急いで事を行って失敗することの多い人。
あわ‐に【淡に】
[副]はかなく。薄く。もろく。「うは氷—結べる紐なればかざす日かげに緩ぶばかりを」〈枕・九〇〉
あわび‐たま【鮑珠】
真珠。古くは、アコヤガイではなく、アワビから真珠をとった。「潜(かづ)き採るといふ—」〈万・四一〇一〉