かわ‐せみ【翡翠/川蝉】
1 ブッポウソウ目カワセミ科の鳥。全長17センチくらい。頭から背にかけて光沢のある青緑色、腹は栗色。くちばしは大きく、黒色で、雌は下くちばしが赤。水に飛び込んで魚を捕って食べる。ユーラシアに分布...
かわら‐ばと【河原鳩】
ハト科の鳥。ドバトや伝書鳩の原種。全体に灰青色で、翼に2本、尾に1本の黒い帯がある。ヨーロッパからインド・アフリカ北部にかけて分布し、崖や岩山にすむ。日本にはいない。
かん‐ぎく【寒菊】
1 菊の一品種。花も葉も小形。霜に強く、12月から翌年1月にかけて黄色い花を咲かせる。こがねめぬき。しもみぐさ。《季 冬》「—の雪をはらふも別かな/犀星」 2 餅を薄く切ってから菊の花や葉の形に...
がんかいろうのひかりとかげ【ガン回廊の光と影】
柳田邦男による医療ノンフィクション。国立がんセンターを中心に、ガンと闘う臨床医や研究者たちの姿を追う。昭和53年(1978)から昭和54年(1979)にかけて「週刊現代」誌に連載。第1回講談社ノ...
かわり‐かぶと【変(わ)り兜】
戦国時代から江戸初期にかけて流行した、奇抜な意匠を凝らした兜。鉢や前立物を、動植物や法具などに似せて造る。 [補説]一ノ谷古戦場の崖を模した黒田長政の「一ノ谷兜」や、愛宕神社(もしくは愛染明王)...
きょうげんき【狂言記】
江戸時代に読み物として流布した、狂言詞章の版本の総称。万治3年(1660)から享保15年(1730)にかけて刊行された「ゑ入狂言記」「新板絵入狂言記外五十番」「絵入続狂言記」「絵入狂言記拾遺」の...
きょうしつにまるごごう【教室二〇五号】
大石真による児童文学作品。昭和40年(1965)から昭和43年(1968)にかけて同人誌で連載。物置の奥で見つけた秘密の地下室で、友情をつむいでいく少年たちの物語。
ガラスだまえんぎ【ガラス玉演戯】
《原題、(ドイツ)Das Glasperlenspiel》ヘッセの近未来小説。1931年から1942年にかけて執筆され、1943年に刊行。
グエル‐こうえん【グエル公園】
《Parc Güell》スペイン北東部の都市バルセロナにある公園。1900年から1914年にかけて建造。もとは建築家アントニオ=ガウディが実業家エウセビオ=グエル伯爵による依頼で分譲住宅として設...
クーマ【Cooma】
オーストラリア、ニューサウスウェールズ州南東部の都市。キャンベラの南約100キロメートルに位置する。1940年代末から1970年代初めにかけて同国最大規模の公共土木事業、スノーウィーマウンテンズ...