カラクムル【Calakmul】
メキシコ東部、カンペチェ州にあるマヤ文明の遺跡。ユカタン半島中央部、州都カンペチェの南東約200キロメートルに位置する。7世紀から8世紀頃、先古典期から古典期にかけて栄えた、ヘビの紋章で表される...
おおさか‐へいや【大阪平野】
大阪湾に面し、大阪府から兵庫県南東部にかけて広がる平野。淀川・大和川などの下流域。
オロチョン【Orochon】
北方ツングース系の一種族。バイカル湖からアムール川流域、中国の黒竜江省にかけて居住。馬やトナカイの飼育や漁労を生業とする。
オレホボ‐ズエボ【Orekhovo-Zuevo/Орехово-Зуево】
ロシア連邦西部、モスクワ州の都市。首都モスクワの東約90キロメートル、オカ川の支流クリャジマ川沿いに位置する。18世紀末に絹織物工場が建設され、19世紀から20世紀にかけて繊維工業が発展した。
おわら‐かぜのぼん【おわら風の盆】
富山市八尾(やつお)地区で、毎年9月1日から3日にかけて行われる行事。二百十日にあたる時期に風神鎮魂と豊作を願うもので、編み笠姿で越中おわら節に合わせ踊る。
オロロン‐サントマリー【Oloron-Sainte-Marie】
フランス南西部、ピレネーザトランチック県の都市。ピレネー山脈の麓、アスプ川とオソー川が合流してオロロン川となる地点に位置する。サンティアゴ‐デ‐コンポステラの巡礼路上にあり、12世紀から13世紀...
おんたいち‐せい【恩貸地制】
ローマ帝政末期から中世にかけて欧州各地で行われた風習で、一定の奉仕の代償として、主君が家臣に土地の使用権を貸与したこと。期限付きのものから、終身・世襲のものへと拡大され、封建制度成立の要素となった。
オルタ‐サン‐ジュリオ【Orta San Giulio】
イタリア北西部、ピエモンテ州にある町。オルタ湖の東側、湖に突き出た半島状の場所に位置する。町の名称は同地方の守護聖人ジュリオに由来する。町の東側にあるサンニコラオという小高い山の上には「オルタの...
おん‐みつ【隠密】
[名・形動] 1 人に悟られないように隠して事を行うこと。また、そのさま。いんみつ。「—に事を運ぶ」 2 戦国時代から近世にかけて、情報活動に従った下級武士。幕府や各藩に属し、スパイ活動を行った...
おんな‐ぎだゆう【女義太夫】
寄席演芸の一つで、若い女性が義太夫節の触りを弾き語りするもの。また、その芸人。江戸末期から大正時代にかけて流行した。→娘義太夫 →どうする連