にき・ぶ【和ぶ】
[動バ上二]なれ親しむ。うちとける。「—・びにし家ゆも出でて」〈万・四八一〉
にきみ【面皰/痤】
小さなはれものやにきびのこと。二禁。〈和名抄〉
にき‐みたま【和御魂/和魂】
《後世は「にぎみたま」とも》柔和な徳を備えた神霊。にきたま。⇔荒(あら)御魂。「大和の—は静まりて」〈出雲国風土記〉
にき‐め【和布】
《後世は「にぎめ」とも》柔らかな海草。ワカメの類。「角島(つのしま)の瀬戸のわかめは人のむた荒かりしかど我とは—」〈万・三八七一〉
に‐きゅう【二級】
1 二つの等級。 2 第2位の等級。「—品」
にきゅう‐かせん【二級河川】
一級河川以外の水系で、公共の利害に重要な関係があるもののうち、都道府県知事が指定した河川。
に‐きょう【二強】
ある分野で、特に力をもっている、またはすぐれている二つのもの。「—時代」
にきょう‐ゆうずい【二強雄蕊】
⇒二長雄蕊
に‐きょく【二曲】
能の2種の基本技芸で、舞と音曲のこと。舞歌(ぶが)。
に‐きょく【二極】
1 陰極と陽極。 2 二つの中心勢力があること。「—分化」