いい‐かお【好い顔】
[名]特定の地域・分野で特に信用や力があること。また、その人。有力者。顔役。「あの方面では、彼は—だ」 [連語] 1 機嫌のよい顔付き。にこにこ顔。「坊や、—をしてちょうだい」 2 好意のあ...
わさ‐わさ
[副](スル) 1 ざわざわして落ち着かないさま。「人の出入りが多く、あたりが—している」 2 草や木の葉が、風などで揺れるさま。また、物を揺するさまや、その音。「森の木々が—(と)揺れている」...
した‐え・む【下笑む】
[動マ四]《「した」は心の意》心中でにこにこするくらいうれしく思う。「まま母はし得たる心地して、むくつけ女も二人—・みにゑみ合へる」〈住吉・上〉
スマイリー‐フェース【Smiley Face】
両目と微笑んだ口を円で囲んだマーク。円内は黄色に塗られていることが多い。1963年、米国の保険会社のキャンペーン用にデザイナーのハーベイ‐ボールが考案した。スマイルマーク。にこにこマーク。にこち...
借(か)る時(とき)の地蔵顔(じぞうがお)
物を借りるとき、にこにこ顔をすること。借る時の恵比須顔(えびすがお)。「—済(な)す時の閻魔顔(えんまがお)」→済す時の閻魔顔
した‐えま・し【下笑まし】
[形シク]《「したえむ」の形容詞化》心の中でにこにこするくらいうれしい。「明石潟潮干の道を明日よりは—・しけむ家近づけば」〈万・九四一〉
え・む【笑む/咲む】
[動マ五(四)] 1 にこにこする。笑い顔になる。「細く長き眼は常に—・めるが如く」〈柳浪・黒蜥蜴〉 2 花が咲きはじめる。つぼみがほころびる。 3 果実が熟して裂け開く。「綿の綺麗に—・んでる...
済(な)す時(とき)の閻魔顔(えんまがお)
他人から金品を借りるときはにこにこしているが、返済するときには渋い顔をする。「借(か)る時の地蔵顔—」→借る時の地蔵顔
えびす‐がお【恵比須顔】
恵比須のように、にこにこした顔。
笑(え)みの眉(まゆ)開(あ)・く
1 にこにこする。笑顔になる。「よろづ思ふ事なげなる御けしきの、—・けさせ給へれば」〈栄花・初花〉 2 花のつぼみが開く。「白き花ぞおのれひとり—・けたる」〈源・夕顔〉