こ‐えり【小襟】
被布(ひふ)や道行などにつける幅の狭い襟。
こおい‐むし【子負虫】
半翅(はんし)目コオイムシ科の昆虫。田・池沼などにすみ、体は扁平(へんぺい)で楕円形、暗黄褐色で、タガメに似るが、より小形。初夏に雌は雄の背に多数の卵を産みつけ、雄はそれが孵化(ふか)するまでの...
こころ‐ば【心葉】
1 心ばえ。心。「人知れぬ我が—にあらねどもかきあつめても物をこそ思へ」〈和泉式部続集〉 2 綾絹の四隅や中央に、銀・銅などで作った梅花や松の枝などの形をつけ、組紐(くみひも)で飾ったもの。香壺...
こし【腰】
[名] 1 人体で、骨盤のある部分。脊椎が骨盤とつながっている部分で、上半身を屈曲・回転できるところ。腰部(ようぶ)。「—が曲がる」「—をおろす」 2 裳(も)や袴(はかま)などの1にあたる部...
こし‐もよう【腰模様】
衣服の腰にあたる部分につけた模様。
こし‐まき【腰巻(き)】
1 女性が和装するとき、下着として腰から脚にかけて、じかに肌にまとう布。ゆもじ。おこし。 2 中世以降、武家の女性や宮中の下仕えの女官が、夏に小袖の上につけて肩脱ぎとして腰から下に巻きつけた衣服...
こしもと‐がね【腰元金】
腰刀の鞘(さや)が腰にあたる部分につけた胴金。
こし‐びょうろう【腰兵糧】
当座の用に、腰につけて携える食糧。「—の器物(うつはもの)引きちぎり」〈浄・鑓の権三〉
こし‐まえだれ【腰前垂れ】
衣服の上から腰につける前垂れ。
こし‐なわ【腰縄】
1 腰につけて携帯する縄。 2 軽い罪の囚人を護送するときなどに、腰に縄をかけること。また、その縄。