はん‐ぴ【半臂】
古代、袍(ほう)や位襖(いあお)の下に着用した朝服の内衣で、袖幅が狭く、丈の短い、裾に襴(らん)をつけたもの。平安時代以降、朝服が和様化した束帯では、袍と下襲(したがさね)との間につける袖のない...
ビーズ‐オブ‐カレッジ【Beads of Courage】
《英語で「勇気のビーズ」の意味》小児癌などで長期間闘病生活を送る子供たちを勇気づけるための活動。体に負担のかかる検査や治療を終えるたびに、頑張った証として色や形の違うビーズを一つずつ紐に通してい...
はんしん‐よく【半身浴】
みぞおち辺りまでの下半身を、ぬるめの湯につける温浴法。水圧から上半身を解放して心臓の負担を軽減したり、血行をよくしたりする。→部分浴 →全身浴
ハンディキャップ【handicap】
1 スポーツ競技などで、技量差のある者同士の均等をはかるために、強者につける不利な条件。また、弱者に与える有利な持ち点。ハンデ。 2 弱者から見た強者との差。立場を不利にする条件。ハンデ。「—を...
はんかしゆい‐ぞう【半跏思惟像】
仏像彫刻で、台座に腰掛け、左足を垂らし、右足は左足のひざの上にのせ、右手をほおにつけて思考する姿のもの。日本では弥勒菩薩(みろくぼさつ)像に多くみられる。はんかしいぞう。
はり【針】
1 布などを縫う、細くて先のとがった金属製の道具。一方のはしに糸を通す穴(めど)がある。縫い針。また、布を刺して留めるための穴のない留め針・待ち針もある。 2 形や用途が1に似ているもの。 ㋐サ...
はり‐ぶき【針蕗】
ウコギ科の落葉小低木。深山に生え、高さ約70センチ。葉は手のひら状に裂けて、さらにぎざぎざがある。茎・葉にとげをもつ。夏、緑がかった白い小花を円錐状につけ、実は赤く熟す。
はる‐たで【春蓼】
タデ科の一年草。畑や湿地に生え、高さ30〜60センチ。茎は紅紫色、葉は長楕円形で表面に黒斑がある。春、紅紫色の萼(がく)をもつ白い小花を穂状につける。はちのじたで。
はるび【腹帯】
《「はらおび」の音変化》 1 鞍橋(くらぼね)を置くときに馬の腹にめぐらす帯。 2 長持の鐶(かん)につける革紐(かわひも)を補強する白布の紐。
のり‐うつぎ【糊空木】
アジサイ科の落葉低木。山地に自生。葉は楕円形で先がとがり、縁にぎざぎざがある。7、8月ごろ、白い装飾花のある小花を多数円錐状につける。樹皮から製紙用ののりを作る。さびた。のりのき。