エネルギーほぞん‐の‐ほうそく【エネルギー保存の法則】
エネルギーが、ある形態から他の形態へ変換する前後で、エネルギーの総量は常に一定不変であるという法則。高所にある物体は落下によって位置エネルギーが減少するが、運動エネルギーを得て、その和は常に一定...
エヌ‐まったん【N末端】
たんぱく質やポリペプチドで、アミノ基-NH2がカルボキシル基-COOHと結合せずに残っている側の末端。N終末端。アミノ末端。アミン末端。→C末端 [補説]たんぱく質やポリペプチドは、多数のアミノ...
エレクトリック‐ピアノ【electric piano】
電気的に音を増幅することによって、生(アコースティック)ピアノとは異なった音色をもつピアノ。実際にハンマーによって音源となる部分を打つものをいい、電子発振回路やデジタル音源を用いたものはエレクト...
エンドソーム【endosome】
細胞のエンドサイトーシス(飲食作用)によって細胞内に取り込まれた物質の輸送や代謝に関与する袋状の構造体。特に、飲作用(ピノサイトーシス)によって形成されるものをいう。→ファゴソーム [補説]取り...
えん‐しょう【縁生】
仏語。 1 すべての存在が因縁によって生まれること。因縁生。縁起。 2 因縁によって生じた結果。縁已生(えんいしょう)。
えんか‐ビニリデン【塩化ビニリデン】
塩化ビニルに塩素を付加して得られるトリクロロエタンを、水酸化ナトリウムなどを用いた脱塩化水素反応によって作る無色の液体。熱・光・触媒などによって重合し、塩化ビニリデン樹脂となる。塩化ビニルやアク...
えん‐がい【煙害】
1 煙によって人や動植物などが受ける被害。亜硫酸ガスなどを含む工場や精錬所の排煙、蒸気機関車から出る煤煙(ばいえん)、野焼きの煙など人為的なもののほか、森林火災や噴火などによる煙の被害も含む。 ...
けいざい‐せいさく【経済政策】
国家が一定の価値判断のもとに、経済現象に対して意図的に働きかける政策の総称。対象によって農業政策・工業政策・財政政策・金融政策などに区分され、目的によって完全雇用政策・分配政策・安定成長政策など...
けいもう‐しそう【啓蒙思想】
ヨーロッパで17世紀末に起こり、18世紀に全盛になった革新的思想。合理的・批判的精神に基づき、中世以来のキリスト教会によって代表される伝統的権威や旧来の思想を徹底的に批判し、理性の啓発によって人...
しんぞうさいどうき‐りょうほう【心臓再同期療法】
重症の心不全で左右の心室が収縮するタイミングにずれが生じ、血液を効率よく送り出せない状態になったとき、ペースメーカーによって左心室と右心室に同時に電気刺激を加え、心室の動きを正常に戻す治療法。C...