はだか‐の‐とくいてん【裸の特異点】
物理学における相対性理論に基づいた概念の一つ。事象の地平線に囲まれていない特異点のこと。ブラックホールの内部には、密度または時空の曲率が無限大となる特異点が存在すると考えられるが、事象の地平線を...
はだかのまち【裸の町】
真船豊の戯曲。昭和11年(1936)発表。内田吐夢監督による映画化作品もある。
はだかのマハ【裸のマハ】
《原題、(スペイン)La maja desnuda》ゴヤの絵画。カンバスに油彩。縦97センチ、横191センチ。横たわる裸体の若い女性を描いたもの。同じポーズで描かれた「着衣のマハ」と対をなす。マ...
はだか‐ひゃっかん【裸百貫】
無一文でも、百貫文の値打ちがあるということ。多く、男をほめていう語。「男は—と申す。気落ちなされな」〈浮・色三味線・一〉
はだか‐び【裸火】
覆いのない、むき出しの火。「ランプの—」「タバコの—」
はだか‐ぶみ【裸文】
上(うわ)包みのない書状。封筒などに入れていない、むき出しの手紙。
はだか‐ほおずき【裸酸漿】
ナス科の多年草。暖地の山野に自生し、高さ60〜90センチ。葉は卵状楕円形で、先がとがる。秋、淡黄色の5弁花が下向きに咲く。実は赤く熟し、ホオズキのように萼(がく)に包まれない。
はだか‐まいり【裸参り】
寒中、裸体になって社寺に参詣すること。《季 冬》
はだか‐まつり【裸祭(り)】
若者が裸体になってもみ合う行事を中心にした祭り。岡山市西大寺の会陽(えよう)、福岡市筥崎宮(はこざきぐう)の玉取祭などがある。
はだか‐み【裸身】
1 裸のからだ。裸体。らしん。 2 むき出しの刀身。抜き身。