はる‐の【春野】
春の野原。春の野。《季 春》
はるのいそぎ【春のいそぎ】
伊東静雄の第3詩集。昭和18年(1943)刊行。題名は幕末の志士、伴林光平の歌「たが宿の春のいそぎかすみ売の重荷に添へし梅の一枝」に由来。
はるのいわい【春の祝い】
《原題、(ドイツ)Die Frühlingsfeier》クロプシュトックの詩。1759年発表。ドイツにおける自由律の頌歌(しょうか)の創造を象徴する代表作。1771年刊行の「オーデ集」に収録。
はるのうみ【春の海】
新日本音楽の一。箏(そう)・尺八二重奏曲。昭和4年(1929)宮城道雄が歌会始(うたかいはじめ)の勅題「海辺巌(かいへんのいわお)」にちなんで作曲。春の海ののどかな情景を描写した標題音楽で、宮城...
はるのえのやかた【春の画の館】
金井美恵子の詩集。昭和48年(1973)刊。
はるのかぎり【春のかぎり】
小堀杏奴の小説。昭和33年(1958)刊行。
はるのがいとう【春の外套】
佐佐木茂索の短編小説集。大正13年(1924)刊。「王城の従兄」「麗日」「ある死、次の死」などの作品を収める。
はる‐の‐きゅうでん【春の宮殿】
《Palatul Primǎverii》ルーマニアの首都ブカレストにある邸宅。市街北部の高級住宅街に位置する。初代大統領として独裁体制を敷いたチャウシェスクの私邸。現在は博物館として公開されてお...
はるのくさ【春の草】
石川利光の短編小説集。昭和26年(1951)刊行。同年、第25回芥川賞受賞。
はるのぐうい【春の寓意】
⇒春